柳 和良

RECOVER BLS & ALS Rescuer course 心肺蘇生実技講
  • マルクペットクリニック
  • 神奈川県川崎市宮前区菅生1-9-28-102

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    膵炎 ブレンダz効かない

    兵庫県 ミニチュアダックスフンド・13 才 0 ヶ月・メス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。
    まず、ブレンダZに関しては膵炎の治療のた 獣医師の柳です。
    まず、ブレンダZに関しては膵炎の治療のために認可された薬ではありますが、膵炎を直接直すのではなく過剰になった炎症を抑えてくれるものという印象ととらえていただけたらよろしいかと思います。
    現に他の疾患で治療に使用されている先生も多数おります。

    その点も踏まえ手にはなりますが、ステロイドの投与量はどのようになっているのでしょうか?
    ステロイド剤は炎症を抑える薬なので、多めの量であればある程度効果は出てきそうな気もしますが・・・。
    (特にダックス膵炎では。)
    (また、血液検査・画像検査で診断がつかなかったり、消化器症状がまったく見られないような子で、膵臓の組織検査で診断がつく子の中には腸炎に加え、食べ物カスが膵臓の中に紛れ込んでいるような所見も複数みられました。なので、比較的腸の病気も頭の片隅にはおいておきたい気がいたします。


    腸の状態も十分に検討するとなると、消化器缶詰(低脂肪だと思いますが)をさらに脂肪制限することも一つ検討材料になります。
    また、血栓や血流改善を目的にするような薬。
    加えて、治療の推奨レベルとしては比較的低めにはなりますが、蛋白分解酵素阻害薬の投与なども検討してもいい気がいたします。
    膵炎に関しては、病状判断が重要になりますので、状況を十分に検討していただけたらと思います。
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    牧草やおやつは食べるが、ペレットをほとんど食べません

    愛知県 ホーランドロップ・3 才 4 ヶ月・メス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    現状、ペレットの量が減ってから牧草の 獣医師の柳です。

    現状、ペレットの量が減ってから牧草の摂取量は増えましたか?
    食滞の対策としては、ペレットより牧草を多く与えていることの方が改善につながりやすくなりますので、便量を見ながら食事量を増やす工夫をしてみるのはいいかもしれません。
    また、毛球がある場合、口から薬を飲ませてもそちらに水分が吸収されてしまうからか、効果がみられない場合もあります。
    そのため、ある程度は注射で薬を使うことは必要かと思います。

    また、毛球症対策として毛玉排泄用のサプリ等もある程度考慮してあげてもいいかと思います。
    牧草の摂取量を増やしてみたり、体重や便の量、盲腸便の摂取がどの程度できているかによっていろいろと相談してみるのはありかもしれません。
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    抗がん剤の副作用

    東京都 ミックス(雑種)・12 才 3 ヶ月・オス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。
    腫瘍の専門家ではありませんので、認定医の 獣医師の柳です。
    腫瘍の専門家ではありませんので、認定医の先生から改めてお話聞くのもありかと思いますが、質問項目を引用の形で経験則踏まえてご参考までに。

    【質問】
    1-先生の説明は敗血症手前とのことですが、この数値がいくつになったら敗血症となるのでしょうか。
    敗血症に関しては、白血球数のみで判断はしません。
    全身状態(食欲はあるか?排便は正常か?呼吸数は?心拍数は?発熱はあるのか?)の評価も踏まえて判断するものになります。
    そのため、白血球数は著しく高いor少ないにも関わらず元気いっぱいなどの場合は敗血症と診断されないこともありますし、全身状態が良い状況で白血球が少ない場合状況によっては敗血症一歩手前と判断することもあります。
    ちなみに、敗血症とは細菌によるSIRS(全身性炎症反応症候群)と考えられるものになりますので細菌感染が顕著であることも判断材料とされます。(説明はかなり端折っているので的確ではありませんことご了承ください。)

    2-この状態で、突然死することはどのくらいの確率であるのでしょうか?
    その他の症状のあるなしによって変わりますので、この情報では判断しかねます。

    3-ネット検索では、犬で骨髄抑制が起こる確率は5~10%ととありますが、実際のところ、どのくらいでしょうか。
    骨髄抑制は、薬によって違いますので、なんという薬を使ったかが一番重要な部分になります。
    一概に抗癌剤と言っても、ほとんど骨髄抑制を起こさないような薬もありますし、ほぼほぼ起こすものもあります。
    また、投与量によって大きく違いが出ますので”抗癌剤の副作用”等で調べても正確な情報はほぼ得られないかと思います。

    薬によってだいたい白血球が下がる時期(投与後一週間や数日など)や期間も変わります。
    辛そうな数日を頑張ってもらって、そのほかの元気な時間を長く過ごしていけることを期待するのか。
    はたまた、副作用が強すぎて耐えきれないと判断するのか。
    この点に関しては、主治医の先生と充分に検討していただく必要があるのかなと思っております。
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    てんかん、大球性低色素性貧血の抜歯について

    佐賀県 ミニチュアダックスフンド・9 才 7 ヶ月・メス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    どんな薬を使っていたのか等、詳細が不 獣医師の柳です。

    どんな薬を使っていたのか等、詳細が不明なため正確なお答えはかなり困難です。
    その点ご了承の上で以下ご参考にしていただけたらと思います。
    Q1.やはり悪化や高齢での抜歯のリスクを考えると、今回(早めに)、抜歯をした方がよいのでしょうか。
    処置をしないことで繰り返す可能性は十分に考えられるでしょう。
    ただし、本人の体調や状況的に担当の先生と相談の上、時期は決めてもよろしいかと思います。
    顔がはれたり、皮膚に穴が開いてしまったりしているような状況まで進んでいれば、どなたであっても早期の治療を提案されるとは思いますが、時間的な猶予がどの程度持てそうなのかは相談していただいてもよろしいかと思います。
    また、抗生剤でごまかすことに関しては、年齢がかなり若いことも考えると、誤魔化すよりも根治を目指す方がいいという意見は正しいようにも思います。

    2.全身麻酔や抜歯、お薬等と、「大球性低色素性貧血」や「てんかん発作」の発症との関連はあるのでしょうか。
    まず、どのような薬で麻酔をかけたのでしょうか・・・。
    抜歯のあと、MRI撮影したということですが、MRI撮影後にも再発がみられた。
    もしくは、悪化したということであれば薬の影響も否定はできませんが、悪化等がないようでしたら関連は少ないように思います。
    また、長時間続くもしくは発作が止まりきらないような場合、薬の種類によってはてんかん発作を抑えるために全身麻酔薬で長時間(6~12時間程度)管理することもあります。
    そのため、てんかん(あくまでてんかん以外がキッカケの発作は除きます)のキッカケというよりも治療で行う麻酔薬もありますので薬品の選択等によって判断は変わってくるように思われますが、あまり積極的に関連付けることはないように思われます。
    ご心配があるようでしたら、どのような薬でどのような形で麻酔をかける予定なのかや、前回と同じなのか違うやり方をするのかなど詳細もうかがってみたらよろしいかと思います。
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    震えと血便をしています

    石川県 ミックス(雑種)・7 才 9 ヶ月・オス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    まずは、飼主様がご無事でなによりです 獣医師の柳です。

    まずは、飼主様がご無事でなによりです。
    とてもあさはかなコメントになってしまうかもしれませんが、まだまだご不安なことや心配事など消えるまでには大変長い時間が必要かもしれませんが、お身体大切になさってください。

    東日本大震災の時、僕が勤めていた当時の東京都内の病院でも停電や当時は計画停電が行われた際にストレスで動物たちが体調を崩すということは多々ありました。
    それに加え、動物病院自体も電話が込み合ってつながらなかったり、しばらくの間は薬等の入荷も遅れ続けていたりで不安に駆られていたかたもおりました。
    突発的な巨大な出来事があるとストレスで体調崩す可能性はあります。
    飼主様も不安かと思いますが、できるだけ安心させてあげられるようにしてあげつつ、ケガがないかなど確認していただき、わんちゃんの様子に不安があるようでしたら、対応可能そうな病院に連絡してみることも検討してみてください。

    また、診察を受けられた際には、一時的にでも不安解消のための安定剤等の使用も相談できるようでしたら相談していただいてもよいかと思います。
    東日本以降、数年単位で扉の揺れる音や風の音など地震を想起するようなものに触れることで体調崩して苦しんでいたわんちゃん猫ちゃんもいます。

    皆様がご無事でいられますように心よりお祈り申しあげます。
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    リンパ腫の抗がん剤治療中で脳腫瘍

    神奈川県 ミックス(雑種)・16 才 10 ヶ月・メス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    ざっとしたお話になってしまいますが、 獣医師の柳です。

    ざっとしたお話になってしまいますが、抗癌剤にある程度反応していたことは良かったことなのかなとも思いました。
    その上で、二種類以上の癌(悪性腫瘍等)になることは、さほど珍しいことでもないように感じております。
    そのため、リンパ腫の治療中に発症したのか、たまたま治療を開始して別の腫瘍(今回の場合は脳腫瘍?)の症状が出てきたのか。
    そのあたりはわかりかねますが、二種類の癌が見つかることも一定数あります。(僕らは重複癌やダブルキャンサーなどと表現しています。)
    僕自身の経験で言えば、乳腺部にできた腫瘤が乳腺癌と骨肉腫だった子や、リンパ腫の治療中に乳腺癌が大きくなって見つかった子や、
    腎臓がんの治療中に口の扁平上皮癌が見つかった子などがあり、同時に発生することがないとは言えません。
    ただ、脳内の腫瘍もリンパ腫の疑いがある可能性も今回は否定しきれないかと思います。(あくまで可能性の問題だけですが)

    また、痴呆に関しては内臓的なところから来ていないというところも考えられるかと。定期チェックの中で見つからなければ違うかと思いますが。

    飼主様からのご厚意で提供していただいた、鼻腔内腫瘍になってしまった患者さんの写真もあるのですが、ここでは画像の添付等がこちらからはできないので説明は難しいですが、眉間のところの腫れから鼻腔内腫瘍を疑うことは多いです。
    鼻出血や鼻汁が出ている段階で見つけられることもありますがこれはかなり難しいです・・・。
    当院で診察される方のほとんどは鼻炎だと思って治療していたが、元気なのに眉間の張り出しや眉頭のたんこぶ、口の中の上あごが膨らんでいるということから鼻腔内腫瘍にたどり着くことがおおいです。(脳腫瘍で頭が変形することもありますが、その前に亡くなることも多いです)

    ご参考になるかは分かりませんが、何かの糧にでもなれば幸いです。
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    てんかん持ちシニア犬の抜歯

    埼玉県 ミニチュアダックスフンド・15 才 9 ヶ月・オス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    現状、発作がないとのことでしたら、あ 獣医師の柳です。

    現状、発作がないとのことでしたら、あまり不安を強く感じることはないのかと思います。
    全身麻酔薬の種類にもよりますが、てんかんの発作が続いている場合、全身麻酔をかけて発作を止めることもあります。
    実際、当院で対応している壊死性脳炎などで発作が定期的に起きている子に対して都度全身麻酔で抑えることもしております。
    そのため、全身麻酔がてんかん持ちの子の症状を悪化させる危険が高いとは一概に言えないかと思います。
    ただ、脳腫瘍や脳圧の上昇が強く疑われその結果てんかんの発作が起きているような患者さんの場合、麻酔の管理にはてこずることがあるように感じています。
    (ですが、それを判断するためには全身麻酔でのMRI撮影が必要です。)

    前回の麻酔後に発作が起きたとのことですから、今回担当される先生と麻酔薬は同じものになるのか?
    今回も同様に発作が起きる不安があるが、投薬や通院はどうして行けばいいのか等充分にディスカッションもしていただき不安をすべて解消は難しいかもしれませんが、一つでも多く減らした上で最終判断されるのがよろしいかと思います。

    実際、年齢等によって二の足を踏んだ結果、数年後に17歳・18歳とかで再度顔がはれたり穴が開いて全身麻酔下での処置を行わざる得なかった子も数例おります。
    今後のことも含めて充分にご検討していただけたらと思います。
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    手術をうけるか

    東京都 ポメラニアン・18 才 9 ヶ月・メス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    少なくとも、胆のう粘液脳腫の診断であ 獣医師の柳です。

    少なくとも、胆のう粘液脳腫の診断であれば、外科的に介入しない限り回復は期待できません。
    状況は悪化の一途と思われます。
    肝臓系以外の血液検査結果がどのような状況なのか、この症状が出る前までお散歩や食事など日常生活が送れるだけの体力があれば手術検討はしてあげてもよいかもしれません。

    胆嚢の手術は当院でもやるのですが、黄疸等が継続していることで数日後に腎障害等、他の臓器へ悪影響が出てくるようなこともあります。
    その結果、決断できた時には手遅れで外科的介入ができなくなってしまった患者さんも見受けられます。

    本人の現状を確認している担当医の先生と今の様子をしっかりと相談して検討いただいたほうがよろしいかと思います。
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    心臓のお薬について

    岩手県 ミックス(雑種)・9 才 6 ヶ月・オス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    咳の出方や呼吸数・超音波での心機能と 獣医師の柳です。

    咳の出方や呼吸数・超音波での心機能と血圧測定の検査結果にもよりますが、当院でも同様の投与量もしくはアピナックを初期から1日2回で開始いたします。
    アピナックも1日3mg/kg(5kgの子で1日あたり15mg)を超える量で使うほうがそれ以下よりも薬の効果が出せるとの話もあります。
    そのため、患者さんの状況によってはそれ以上で使うことも多々あります。

    また、ベトメディンに関してですが、最近はメインの投与量を0.5mg/kg(5kgの子で2.5mgの錠剤) 1日2回で行うことの方が有用だとの話も多く聞かれます。
    そのため、当院でも0.5mg/kg以下の量で使うことはほぼありません。
    増量するにしても限度はあると思いますが、現在検討されている量に関しては特に問題はないかと思います。
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    針生検(脾臓)を行うべきか

    千葉県 ミニチュアダックスフンド・18 才 3 ヶ月・オス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。
    針生検に関しては、確かに脾臓だと判断がで 獣医師の柳です。
    針生検に関しては、確かに脾臓だと判断ができる病気が少ないことと、出血が止まりにくくなるような腫瘍もあるのでするかしないかは悩むところです。
    ただ、胆嚢の腫瘍?と関連あるのか?という点で関連があれば体調が芳しくない点の原因としては考えやすいのかもしれないですね。
    違うことの方が多いかもしれませんが。

    また、箇条書きの三文は当院でも同様の話し方になるかと思います。
    もし、食欲不振などの原因を探していきたいとのことであれば、炎症反応が高い理由を探すことも目的に検査内容を相談してみてはいかがでしょうか?
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    【猫:セカンドオピニオン希望】先天性の心室中隔欠損症の治療法

    神奈川県 ラグドール・1 才 7 ヶ月・メス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    現状の情報で開心術が妥当かということ 獣医師の柳です。

    現状の情報で開心術が妥当かということに関しての判断は難しいかと思います。
    欠損孔の大きさがどの程度なのかが最大の判断材料になるように思うからです。
    一部ではインターベンション治療(カテーテル治療)を行うこともあるようですが、猫での話はあまり聞きませんので、そのあたりは担当医の先生としっかりご相談いただける方がいいかと思います。

    内科治療(フォルテコールの投薬)に関しては、詳細なエコー所見を見ていないのでわかりませんが、投薬開始時としては一般的な対処かと思います。
    手術費用に関しても驚くほど高いという印象は受けませんが、金銭的なものも含めてご不安があれば、開心手術の対応ができる病院で相談されてはいかがでしょうか?
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    てんかん薬について

    神奈川県 チワワ・10 才 6 ヶ月・メス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    まず、誤記だと思うのですが、ゾニサミ 獣医師の柳です。

    まず、誤記だと思うのですが、ゾニサミド(成分名)は2.5gですか?
    その量ですと、人用のゾニサミド製剤(エクセグラン100mg)で換算すると25錠。
    動物用のゾニサミド製剤としては、エピレス錠(10m・20mg・40mg)やコンセーブ錠(25mg・100mg)で換算すると一回に60錠から100錠飲んでいる計算になってしまうので・・・。
    再確認をお願いいたします。

    また、投薬量と同時に投薬前の血中濃度次第なのかなと思います。
    (ただ、イーケプラーの血中濃度は測れないので、この場合何とも判断に困る状況です。)
    それをもとに薬が効きすぎて副作用が強く疑われるのか、他の病気が隠れている可能性があるのかは判断していくことになるように思われます。
    また、脳腫瘍は否定しないですが、脳炎の可能性も考えられそうな気がいたします。
    その場合、姿勢反応や神経反射などで疑いを付けていきます。
    最近発作は起こさないが、若齢なのに痴呆(昼夜逆転や徘徊等)のような症状・以前に比べて音やその他の刺激に対して鈍感になった・日によってまたは時間帯によって足が動かなかったり動かない足が違ったりする・最近目が見えない気がするなどバラバラな症状が顕著にみられる脳炎患者さんもおります。

    また、イーケプラは長期投与すると、大きい発作が起きた際に落ち着かせるのも一苦労になります。
    イーケプラの注射薬や鎮静剤系のものが効きにくい印象があり、全身麻酔で長時間(3~12時間程度)眠らせることで落ち着かせる方法をとらざるを得ないケースが多いように感じています。
    (ただし、これは内服薬等でもともとコントロールしきれていない為、薬単独の問題なのか病状の問題かは判断難しい気がいたします。)
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    猫の慢性腎不全について

    三重県 ミックス(雑種)・8 才 3 ヶ月・オス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    現状いただけている検査データだけで、 獣医師の柳です。

    現状いただけている検査データだけで、腎不全と判断するのは難しいです。
    蛋白系の数値やカルシウム・リン・アンモニアというあたりの腎臓に関連する数値や、
    尿検査の結果、たんぱく尿の存在や尿比重の数値等も併せて、腎不全の診断はすることになります。

    また、クレアチニン値は筋肉量や筋肉疲労等によってもやや変化は出てきますので、CKやGOT(AST)と言った筋肉関連の数値もどうなっているのか気になるところかもしれません。
    また、慢性腎臓病と腎不全という言葉を混同してしまっている可能性も・・・。

    色々と検討してみてはいかがでしょうか?
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    昨日から家族になった12歳のシニア猫について

    宮城県 ミックス(雑種)・2 才 1 ヶ月・オス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。

    猫が同居可能になってりなれてくるには 獣医師の柳です。

    猫が同居可能になってりなれてくるには、状況にもよりますが1~2か月は様子見るのも必要です。
    完全なすみわけなのか、打ち解けていけるのかそれはその子その子の相性の部分もありますので、
    ケガするほどの喧嘩が絶えないなどなければある程度は様子見のスタンスをとることも必要かと思います。

    様子見をしている間に、お互い離れたところでかまってあげることは大切だと思います。
    また、少し喧嘩や摩擦が起き始めたときには、病院でご相談いただくのも手かもしれません。
    興奮を和らげるような製品もありますので、かかりつけ医さんと相談いただくと少しスムーズに進むかもしれませんのでご検討してみてください。
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    腎臓結石

    長野県 その他・11 才 5 ヶ月・オス(去勢・避妊済み)

    獣医師の柳です。
    かなり時間たってしまっているので、体調に 獣医師の柳です。
    かなり時間たってしまっているので、体調に変化出ていないとよいですが・・・。

    おそらくは腎結石が動いてしまうことで、腎臓周囲から出血していることが第一に考えられます。
    状況によって、尿管に流れていくと一時的な急性腎不全に似た状態がみられ、腎臓内に戻ったり閉塞が解除されると元気になる。
    比較的よくみられる症状はこういったことかなと思います。

    実際、腎結石の大きさや場所がどこにあるのかわからないため正確な判断はできません。
    ただ、閉塞などを繰り返すことで腎臓病になってしまうリスクもありますので、一度違った目線でも診察を受けてみるのはあってもよいのではないでしょうか?