てんかん持ちシニア犬の抜歯

2023/12/26 23:54

埼玉県・0代・

年齢 15 才 10 ヶ月
(正確な年齢は不明)
性別 オス(去勢・避妊済み)
品種
種別 ミニチュアダックスフンド
詳細
いつから
相談時の体重
相談種別 歯・口腔内

お世話になります。
現在14歳 てんかん持ちのワンコです。
コンセーブを服用しています。
今現在は2年間 無発作で過ごしております。

先日顔が腫れていたため受診。
すると奥歯に炎症があり
このまま進んでしまうと いずれ
頬に穴が開く可能性があるとの事。
その時は抗生物質を投与して腫れはひきました。

先生からは
・全身麻酔による抜歯
・様子を見て 腫れが出たら
その都度抗生物質の投与をする
どちらかをご家族で判断してくださいとの事。

実際には関係ないのかもしれませんが
初めて痙攣を起こしたのが
全身麻酔で歯科処置をした数週間後だった事もあり
全身麻酔に対する不安が大きいです。

しかし高齢のため
今後 やはり歯科処置を…となった場合
その時には処置ができるかわかりません。

この子の今後を考えると
やはり抜歯をしたほうが良いのか
判断が出来ず悩んでいます。

てんかん持ちのシニア犬ですが
全身麻酔を機に
再び痙攣発作が
悪化してしまうような可能性は
ありますでしょうか?

判断ができず困っております。
よろしくお願いいたします。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

柳 和良 RECOVER BLS & ALS Rescuer course 心肺蘇生実技講

  • マルクペットクリニック(神奈川県川崎市宮前区菅生)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:麻酔外科・外科全般
獣医師の柳です。 現状、発作がないとのことでしたら、あ まり不安を強く感じることはないのかと思います。 全身麻酔薬の種類にもよりますが、てんかんの発作が続いている場合、全身麻酔をかけて発作を止めることもあります。 実際、当院で対応している壊死性脳炎などで発作が定期的に起きている子に対して都度全身麻酔で抑えることもしております。 そのため、全身麻酔がてんかん持ちの子の症状を悪化させる危険が高いとは一概に言えないかと思います。 ただ、脳腫瘍や脳圧の上昇が強く疑われその結果てんかんの発作が起きているような患者さんの場合、麻酔の管理にはてこずることがあるように感じています。 (ですが、それを判断するためには全身麻酔でのMRI撮影が必要です。) 前回の麻酔後に発作が起きたとのことですから、今回担当される先生と麻酔薬は同じものになるのか? 今回も同様に発作が起きる不安があるが、投薬や通院はどうして行けばいいのか等充分にディスカッションもしていただき不安をすべて解消は難しいかもしれませんが、一つでも多く減らした上で最終判断されるのがよろしいかと思います。 実際、年齢等によって二の足を踏んだ結果、数年後に17歳・18歳とかで再度顔がはれたり穴が開いて全身麻酔下での処置を行わざる得なかった子も数例おります。 今後のことも含めて充分にご検討していただけたらと思います。
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