自己紹介

東京動物皮膚科センターで代表を務めております大隅尊史です。

● 経歴

2008年　日本大学生物資源科学部獣医学科卒業
2008年　東京大学付属動物医療センター 内科系研修医
2010年　ピジョン動物愛護病院 勤務医
2012年　東京農工大学附属動物病院皮膚科 単科研修医兼任
2014年　アジア獣医皮膚科専門医協会レジデント
2014年　出張型耳科・皮膚科専門診療サービス　動物皮膚科コンサルタント 開設
2017年　東京農工大学附属動物病院皮膚科 シニアレジデント
2017年　株式会社VDT耳科アドバイザー
2020年　株式会社動物の専門外来：VST新宿耳科皮膚科センター院長
2023年　神宮プライズ動物病院 代表
2024年　東京動物皮膚科センターに改名

● 私の診療に対する思い

子供の頃に飼っていた猫が亡くなってしまっとき、父親がすごく悲しんでいるのを見て「ペットのことで悲しむ飼い主さんを救いたい」という思いで獣医師になりました。現在でも、飼い主さんに寄り添った動物医療を提供するように心がけています。

特に皮膚科症例を得意としており精度の高い診療が可能ですが、その他の科目の一般診療にも本気で取り組んでいます。判断に迷う症例に関しても、特定の科目に精通した獣医師を多数知っておりますので、迅速に連携して対処いたします。ときには、信頼できる他の獣医師がいる病院をオススメすることも御座います。

質の高い最高の動物医療を皆様にご提供することを第一に考えており、日々研鑽に励んでおります。獣医師向けの学会発表や論文執筆も積極的に行っており、動物医療全体の向上にも重きを置いて活動しています。

● 皆様にひとこと

日本獣医皮膚科学会認定医・獣医腫瘍科認定医Ⅱ種を取得しており、皮膚・耳・腫瘍については、圧倒的な経験と知識に基づいて高品質な動物医療をご提供します。

また、飼い主さんと診療に関するコミュニケーションをする際、常にいくつかの選択肢とそれぞれのメリット・デメリットを提示するようにしております。

飼い主さんが頼りにしてくれる限り、私は飼い主さんの納得も大切にして動物医療を提供致します。是非、お気軽にご相談ください。

所属学会

• 日本獣医皮膚科学会
• アジア獣医皮膚科学会
• 獣医アトピー・アレルギー・免疫学会
• 日本獣医がん学会
• 日本獣医麻酔外科学会
• 日本医真菌学会

論文

◯ Prototheca zopfii genotypes isolated from cow barns and bovine mastitis in Japan., Veterinary microbiology 2008 Oct 15;131(3-4):419-23
◯ A case of recovery from canine destructive cholangitis in a Miniature Dachshund, Journal of Veterinary Medical Science 2011 Jul;73(7):937-9
◯ 多頭飼育環境における猫皮膚糸状菌症蔓延への対策 Control of Dermatophytosis in a Group of Cats, 獣医臨床皮膚科 18(3), 171-172, 2012

学会発表

◆ 臨床講演
◯ 乳房炎牛および牛舎より分離したp. zoppiの遺伝子型について, 日本医真菌学会総会, 2007
◯ 小動物のMicrosporum canis 感染症について, 第30回関東医真菌懇話会　, 2009
◯ 犬のアトピー性皮膚炎に対するプルラン結合組換えチリダニタンパク(Der f 2)を用いたアレルゲン特異的免疫療法の開発、前臨床試験, 動物用ワクチン-バイオ医薬品研究会学術集会　, 2010
◯ 動物病院で診られる皮膚糸状菌症, 第55回日本医真菌学会総会, 2011
◯ 犬のアトピー性皮膚炎のアレルゲンを用いた免疫療法について 〜臨床試験の報告〜, 第10回日本獣医内科学アカデミー学術大会, 2014
◯ ちゃんとできてる？皮膚の検査, 第12回日本獣医内科学アカデミー学術大会, 2016
◯ 「実践編！内分泌性皮膚疾患ー実例を通じて対策を学ぶー」, 第12回日本獣医内科学アカデミー学術大会, 2016
◯ 減感作療法を使いこなす, 第18回日本臨床獣医学フォーラム年次大会2016, 2016
◯ 小動物臨床現場における皮膚系状菌症－近年の傾向と医療現場での対策－, 第60回日本医真菌学会総会, 2016
◯ レジデントによる症例解説セミナー　猫の皮膚疾患①, 第13回日本獣医内科学アカデミー学術大会, 2017
◯ 日本で行う減感作療法の全て, 第13回日本獣医内科学アカデミー学術大会, 2017
◯ アレルゲン特異的免疫療法の今、これから, 第20回記念日本獣医皮膚科学会学術大会・総会, 2017
◯ 目的を明確にした皮膚科検査の基本と実践, 日本獣医内科学アカデミー学術大会, 2016
◯ 性ホルモン失調,日本臨床獣医学フォーラム, 2016
◯ 減感作療法を“使いこなす”, 日本臨床獣医学フォーラム, 2016
◯ 痒い犬を治す, 日本獣医皮膚科学会 円卓会議, 2017
◯ 症例から学ぶ猫の皮膚疾患-猫の耳道炎症性ポリープについて, 日本獣医内科学アカデミー学術大会, 2017
◯ 2018日本獣医皮膚科学会 円卓会議 減感作療法, 日本獣医皮膚科学会, 2018
◯ 私のビデオオトスコープの活用法 ～一次診療から二次診療における適応～, VEP-獣医耳研究会, 2019
◯ 犬アトピー性皮膚炎の診断・治療 インフォームシートのご紹介 ～痒い犬を治す, 抗体薬追加Ver.～, Zoetis協賛セミナー, 2019
◯ 私が行う減感作療法 -王道と邪道-, 獣医アトピー・アレルギー・免疫学会, 2019
◯ 犬アトピー性皮膚炎に対する 免疫療法のおさらいと今後の展望, 日本臨床獣医学フォーラム, 2019
◯ 痒い犬を治す, 日本全薬工業ナイトセミナー, 2019
◯ フレンチ・ブルドッグの指間せつ腫症を攻略せよ ～繰り返す指間の腫れにピリオドを打つ～, 日本臨床獣医学フォーラム, 2019
◯ コッカー・スパニエルのひどい外耳炎を攻略せよ ～あの閉ざされた耳道をこじ開けよう～, 日本臨床獣医学フォーラム, 2019
◯ 皮膚科の治療、 ワンパターンになっていませんか? ～膿皮症の管理～, 日本獣医内科学アカデミー学術大会, 2019
◯ 減感作療法行う?行わない? 2019 JSVD Pro/Con, 日本獣医皮膚科学会, 2019
◯ 皮膚免疫に着目した治療のアップデート -ステロイドの使いかた-, 日本獣医皮膚科学会, 2019
◯ フレンチ・ブルドッグの中耳炎 一般的な治療アプローチと治療ゴール, Otology Meister, 2021
◯ 皮膚科のMyレシピ 皮膚糸状菌症 –ピカピカ猫の調理プラン-, 日本臨床獣医学フォーラム, 2021
◯ ここまで進化した!犬の耳炎のアプローチ ~内科、外科、画像の専門家による徹底討論~ 慢性外耳炎の内科的管理 進化した内科とその限界, West Japan Veterinary Forum, 2021
◯ 犬アトピー性皮膚炎 -俺のやり方-, West Japan Veterinary Forum, 2021
◯ え?こんなに違うの? -ビデオオトスコープでできること-, West Japan Veterinary Forum, 2021
◯ 飼い主として闘った猫 の口腔扁平上皮癌 ~家族目線の体験を振り返る 専門医との対談~, 日本獣医がん学会, 2021
◯ ビデオオトスコープのはじめの一歩, 日本獣医皮膚科学会, 2021
◯ 犬と猫の中耳炎, 泉洲勉強会, 2022
◯ A retrospective study on the prognosis of 27 ears of otitis media in cats flushed with a video otoscope, Asian Society of Veterinary Dermatology, 2022
◯ フレンチ・ブルドッグ徹底攻略/中耳炎のゴールを模索しよう, West Japan Veterinary Forum, 2022
◯ フレンチ・ブルドッグ徹底攻略/痒みとブツブツ -混在する2つの病態を見逃すな- 皮膚科の基本的な話, West Japan Veterinary Forum, 2022

その他多数

◆ 症例発表
◯ 破壊性胆管炎と診断した犬の一例, 第12回日本獣医内科学アカデミー学術大会, 2010
◯ Skin involvement of Chronic lymphocytic leukemia in a dog, 第７回世界獣医皮膚科会議, 2012
◯ アレルギー対応フードの効果判定におけるプラセボ食の影響, 第18回日本獣医皮膚科学会学術大会・総会, 2015
◯ 重度のアトピー性皮膚炎として治療されていた上皮向性リンパ腫の犬の1例, 第17回日本臨床獣医学フォーラム年次大会2015, 2015
◯ A CASE OF FELINE DERMATOPHYTIC PSEUDOMYCETOMA SUCCESSFULLY TREATED WITH INCISIONAL DRAINAGE AND ORAL TERBINAFINE, AMAMS2015, 2015
◯ 節性LGLリンパ腫から上皮向性リンパ腫への移行が疑われた犬の1例, 第19回日本獣医皮膚科学会学術大会・総会, 2016
◯ 耳、魅惑の境界疾患に望む PSOMと診断したキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの１例, 第20回記念日本獣医皮膚科学会学術大会・総会, 2017
◯ 犬アトピー性皮膚炎症例におけるEnterococcus faecalis FK-23投与と臨床症状の変化に関する研究 多施設実施二重盲検無作為プラセボ比較試験, 第20回記念日本獣医皮膚科学会学術大会・総会, 2017
◯ Whas's your didgnosis? (FIP related skin lesion) , NAVDF2017, 2017
◯ Concurrent ischemic dermatopathy and systemic arteriolosclerosis in a dog, NAVDF2017, 2017

その他多数

著書

◯ 症例報告 皮膚クリプトコックス症の猫の1例 (特集 室内・単頭飼育でも要注意! 皮膚真菌症--診断・治療の落とし穴), Small Animal Dermatology 2(4), 30-33, 2011-07
◯ 耳疾患 Explorers(第3回)耳疾患における真菌・寄生虫の症例, Small Animal Dermatology 29, 60-77, 2014-09
◯ 免疫学 犬アトピー性皮膚炎における減感作療法の実際：適応基準とインフォームド・コンセント（Clinical Mechanism 免疫療法の発展と新・減感作療法）, J-vet 27(10), 23-37, 2014-10
◯ エキスパートの経験によって導き出された薬剤の上手な使い方 皮膚科の処方ノート（第１回）皮膚細菌感染症への対応(1), Small Animal Dermatology 33, 66-73, 2015-05
◯ 減感作療法による犬アトピー性皮膚炎の治療・管理, CAP 311,18-22,2015-05
◯ 症例報告 無菌性結節性脂肪織炎 (Clinical Consensus(第10回)自己免疫性・免疫介在性皮膚疾患(Vol.2)多形紅斑・脂腺炎・無菌性結節性脂肪織炎), Small Animal Dermatology 34, 42-47, 2015-07
◯ エキスパートの経験によって導き出された薬剤の上手な使い方 皮膚科の処方ノート(第2回)皮膚細菌感染症への対応(2) , Small Animal Dermatology 34, 62-71, 2015-07
◯ 皮膚糸状菌症の診断・検査 (Clinical Consensus(第11回)皮膚真菌症) [in Japanese]Diagnosis & Examination, Small Animal Dermatology 35, 12-20, 2015-09
◯ 皮膚糸状菌症の環境対策・飼い主への指導 (Clinical Consensus(第11回)皮膚真菌症) Environmental Measure & Informed Consent, Small Animal Dermatology 35, 24-31, 2015-09
◯ エキスパートの経験によって導き出された薬剤の上手な使い方 皮膚科の処方ノート(第3回)細菌性外耳炎への対応(1), Small Animal Dermatology 35, 64-72, 2015-09
◯ エキスパートの経験によって導き出された薬剤の上手な使い方 皮膚科の処方ノート(第4回)細菌性外耳炎への対応(2), Small Animal Dermatology 36, 50-63, 2015-11
◯ 高齢犬の体表腫瘤 (視野を広げる皮膚科診療のTips(秘訣)(第1回)高齢犬皮膚疾患のベストプラクティス), Small Animal Dermatology 37, 28-34, 2016-01
◯ エキスパートの経験によって導き出された薬剤の上手な使い方 皮膚科の処方ノート(第5回)マラセチア性皮膚炎への対応, Small Animal Dermatology 37, 66-75, 2016-01
◯ 若齢犬の体表腫瘤 (特集 視野を広げる皮膚科診療のTips(秘訣)(第2回)若齢犬皮膚疾患のベストプラクティス), Small Animal Dermatology 38, 29-33, 2016-03
◯ エキスパートの経験によって導き出された薬剤の上手な使い方 皮膚科の処方ノート(第6回)犬のマラセチア性外耳炎 , Small Animal Dermatology 38, 68-77, 2016-03
◯ 抗菌薬を正しく使おう　臓器別の適切な使い方　皮膚疾患への抗菌薬の使い方, info Vets 180,8-13,2016-03
◯ どうみる？どう治療する？皮膚科診療(第2回) シグナルメントとヒストリーの聴取, CAP 321,54-62,2016-03
◯ 瘙痒の原因除去と「かゆみ止め」投与のタイミング かゆみの管理 (特集 炎症性/瘙痒性脱毛疾患), Clinic note 12(4), 36-40, 2016-04
◯ どうみる？どう治療する？皮膚科診療(第３回) 皮膚科身体検査, CAP 322,60-67,2016-04
◯ アトピー性皮膚炎とケストース　〜臨床症状の改善に関する既知のデータと今後の課題〜, CAP 322,68-70,2016-04
◯ 今聞きたい犬猫の耳学 　〜耳に強い動物病院をめざす〜　耳疾患の診断・治療, mVm162,15-27,2016-05
◯ 治療法選択の際のポイント 非炎症性/非瘙痒性脱毛疾患の治療 (特集 非炎症性/非瘙痒性脱毛疾患), Clinic note 12(5), 34-36, 2016-05
◯ 酷さが増した痒み 犬のノミアレルギー性皮膚炎 : 駆除薬の使い分け指南 (特集 視野を広げる皮膚科診療のTips(秘訣)(第4回)夏にみられるホットな皮膚病 : 酷さが増した痒み,ベトベトな皮膚,毛が抜けた鼻の頭,臭すぎる耳) , Small Animal Dermatology 40, 18-26, 2016-07
◯ エキスパートの経験によって導き出された薬剤の上手な使い方 皮膚科の処方ノート(第7回)犬アトピー性皮膚炎 : 治療に繋がる正しい診断編 , Small Animal Dermatology 40, 68-74, 2016-07
◯ エキスパートの経験によって導き出された薬剤の上手な使い方 皮膚科の処方ノート(第8回)犬の食物有害反応の診断/除外法, Small Animal Dermatology 41, 72-81, 2016-09
◯ エキスパートの経験によって導き出された薬剤の上手な使い方 皮膚科の処方ノート(第9回)CADの治療(1)アポキル錠の使い方, Small Animal Dermatology 42, 75-81, 2016-11
◯ ステロイド製剤 (特集 視野を広げる皮膚科診療のTips(秘訣)(第7回)新薬登場で皮膚科の世界はどう変わった? "痒み"を再考する) -- (各種薬剤の使い方), Small Animal Dermatology 43, 11-21, 2017-01
◯ エキスパートの経験によって導き出された薬剤の上手な使い方 皮膚科の処方ノート(第10回)CADの治療(2)減感作療法を実施する, Small Animal Dermatology 43, 70-79, 2017-01
◯ 耳疾患 Explorers第3回 耳疾患における真菌・寄生虫の症例, SMALL ANIMAL DERMATOLOGY 29号（2014/9月号）
◯ 各種薬剤の使い方① ステロイド製剤, Small Animal Dermatology 43号(2017/1月号)
◯ 犬アトピー性皮膚炎, Small Animal Dermatology 46号(2017/7月号)
◯ 耳科診療, Small Animal Dermatology 46号(2017/7月号)
◯ 猫の皮膚疾患に用いるステロイド・シクロスポリン・ 抗ヒスタミン薬, Small Animal Dermatology 49号(2018/1月号)
◯ 腫瘍, Small Animal Dermatology 51号(2018/5月号)
◯ 肥満細胞腫, Small Animal Dermatology 55号(2019/1月号)
◯ 皮膚科の処方ノート 2023　一次診療でも使える！ 犬と猫の診断と治療, エデュワードプレス,2023

得意動物

• 犬
• 猫

得意分野

• 皮膚疾病・腫瘍疾病