DICか免疫介在性血小板減少症、診断基準

2023/03/22 18:13

yoko

大阪府・40代・女性

年齢 14 才 8 ヶ月
性別 メス
品種
種別 ペキニーズ
詳細
いつから 3月10日
相談時の体重 6kg
相談種別 腫瘍・膿疱

ペキニーズ13歳メス・避妊手術していない

・3/10金 朝片方の頬がパンパンの腫れる。夜から出血が続く。
・3/11土 病院へ メラノーマの可能性高い。早い対応を勧められる。
・3/12日 ふらつきあり。
・3/13月 セカンドオピニオン。メラノーマである可能性高い。病理検査を勧められ鎮静をかける。細胞をとった後血が止まらない。そもそも10日の夜から口の中からの出血も止まっていない。血液検査の結果、深刻な貧血、血小板は測定不能(0表示)。医師からはDIC発症のため、いつ何が起こってもおかしくない状態。2-3日が山であると言われる。病理検査を出したところで結果が出る頃には亡くなっている可能性が高いとの事で出さなかった。担当医師の視診ではメラノーマ、ステージ4で大きさや広がり方的に腫瘍は切除出来ない。できる処置は無いため自宅にて穏やかに最期を迎えてあげたらと言われ、連れて帰る。自宅ではふらつき、出血は続いているものの、ご飯はもりもり食べる。
・3/14火 延命したく輸血を依頼。輸血後、貧血はマシにはなったが標準以下。血小板は変わらず測定不能。
・3/18土 血液検査の結果、輸血後の数値から少し血液が増えている。血小板は変わりなし。犬も口からの出血は止まっていないが輸血後からふらつきは改善され、食欲もあり元気になっている様子。ここで医師に、DICなのか再度確認したところ、もしかしたら免疫介在性血小板減少症の可能性もあると言われる。しかし、今の段階でIMTだと想定してステロイド治療を始めることは、胃や腸からの出血した場合、荒らしてしまい命を落とす可能性があるため血小板が増えるまで様子を見たほうがいいと言われる。
・3/19日 口からの出血が止まる。
・3/22火 頬が腫れる前の様な元気な様子。
※今週土曜日、また血液検査をしに行く予定

伺いたいのは、DICとIMTの診断は今の段階では不可能なのか?ということです。IMTだと想定するのは怖いので、はっきりどっちなのか診断してして欲しいのです。DICであった場合は正直今のところ出来ることは無いのかもしれませんが、IMTであればステロイドの投与を初め、血小板数値が改善したら抗がん剤治療などが始められるのでは無いかと思っています。
個人的には、いまとても元気なのでメラノーマ末期であるという診断さえ間違いなのでは無いかと思ってしまいます。病理検査出せばよかったと後悔していますが、今また細胞を取ればせっかく止まった血が再び流れ出すのでは無いかと心配です。

長くなり失礼いたしました。
よろしくお願いいたします。

獣医師からの回答

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。 検査数値はかなり悪そ うですが、状態はそこまで悪くはないのかなとお話を聞く限り予想しております。検査データなどないため正確なことは言えないのでそこのところはご了承ください。 まずIMTかDICかですが、凝固系の検査を見るのことでDICかどうかの判断材料になるかと思います。IMTに関しては、IMHAと併発している可能性も有るのでステロイド投与する前にクームス試験と血液塗抹検査をすると診断に近づけるかと思います。もちろんこれらの検査は100%の検査ではないので、その結果だけで白黒はっきりは決められませんが、判断材料の一つになります。ステロイド投与による胃潰瘍などを懸念する場合は、サイトテックなどの胃薬を飲ませてあげるのもよいかと思います。メラノーマを疑って採材したのなら検査に出しておくべきかなと思います。
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ベスト
アンサー

柳 和良 RECOVER BLS & ALS Rescuer course 心肺蘇生実技講

  • マルクペットクリニック(神奈川県川崎市宮前区菅生)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:麻酔外科・外科全般
こんばんわ。 獣医師の柳です。 現段階で、血液検査等 をどこまで進めているのか?がはっきりしないので返答は難しいかと思います。 出血量はかなり多く、貧血するほどの出血が続いているのでしょうか? また、凝固系検査の結果はどうだったでしょうか? 血小板や血が固まりにくいことが分かった時点でやる検査になりますので現状でも充分検査は可能な気がいたします。 そのあたりがはっきりしないので、名言も鑑別も挙げにくい状況にありますので、以下は推測の範疇のみです。 凝固系検査の結果は、免疫介在性血小板減少症(ただ、今回はエバンス症候群である可能性)か播種性血管内凝固かの判断材料にはなる気がいたします。 ただ、あまり見ませんが血友病などの疾患をもともと持っているなどで、昔から血が固まりにくいなどあれば話は別です。 (これが絡んでくると、判断がとても難しいです。) ステージ4のメラノーマと判断できるような状況ですと、全体的な判断としてはあまりいい状態にはないと思われますので、心配ですね・・・。 食欲があるということですので、少しでもやってあげられることが見つかるとよいですね。
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