脾臓腫瘍の手術について

2023/02/06 18:10

ちいこ

大阪府・30代・女性

年齢 10 才 7 ヶ月
性別 オス
品種
種別 チワワ
詳細 3.5キロです。
いつから 2022年3月ごろから
相談時の体重 3.5kg
相談種別 腫瘍・膿疱

2022年3月ごろ、別の病気(肥満細胞腫)の手術前検査で脾臓の腫瘤が発覚しました。
だいたい1.7cm程、その時は手術の決断ができずひとまず肥満細胞腫の手術だけしていただきました。(グレード1よりの2とのことで、現在は特段治療はしていません。)

それから大体2〜3ヶ月に1度のペースでエコーでの経過観察をしております。
約1年経ちましたが、サイズはほぼ変わらず(2,3mmの誤差程度の違いのようです)現在も1.8cmほどです。
この経過からも、おそらく大きな悪さをするものではないでしょうとの主治医の見解ですが、手術をするかどうかをとても悩んでいます。
腫瘤は少しせりだしており、臓器の中に収まっているものよりは破裂しやすいと聞いています。
良性でも破裂する可能性はあるとのことで手術すべきなのかもしれないのですが、元気な身体にメスを入れることへの抵抗もあり…。

サイズはこのままでも破裂することもありうると聞きましたが、やはりそうなのでしょうか。
このまま定期的な経過観察を続け、2cm以上になるようであれば手術をするか、もしくは元気で体力もあるいまのうちに手術をするか。
何が最善か決めかねています。
アドバイスをいただけないでしょうか。
また、もし経過観察を続けるのであれば破裂のリスクをできるだけ避けるため注意をしたらいいことがあれば教えていただきたいです。毎日散歩に行ってますが少なくしたほうがいいのか…。

セカンドオピニオンも検討してますが、まずここでご意見をいただきたく思います。
よろしくお願いします。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。 その先生が言うように 、結果論的には経過からすると現時点では悪性の動きではないような気がします。ただし、だからといって今後も大きくならない保証はないことと破裂しないという保証もないことと、現時点では良性だとしてもこれから先悪性にならないとも言い切れませんので、外科的摘出して病理に出すというのが最悪のことを考えた場合は良いかと思われますが、もちろん麻酔をかけるにあたってもリスクはありますのでそこは天秤にかけた際にどちらを優先するかだと思います。脾臓摘出は腫瘤が小さく、破裂もしていない、全身状態も悪くない場合は、手術時間は長くはかからない手術です。ただし、できものが大きくなったり、破裂して出血性ショックになっていたり、全身状態が悪い場合は手術時間が長くなったり、麻酔リスクも上がります。摘出して病理結果が良性でした、という結果でも結果的には将来性を考えれば摘出しておいてよかったということにはなります。もし、麻酔や手術が不安でしたら、まず細胞診で結果を見てみるのもありかと思います。もちろん診断効率としては下がりますし、結果的に外科的に摘出してみないとわからないという結果になるかもしれませんが、なにか情報は増えるかもしれません。ただし、針生検できる場所なのかどうかが大事になります。
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