國谷貴司
かば動物クリニック(静岡県浜松市東区上新屋町)
初めまして。かば動物クリニックの國谷です。
ペクシオン(イメピトイン)は、主にヨーロッパやオーストラリアで特発性てんかんの犬の治療薬として用いられている比較的新しい薬剤です。海外で広く用いられてきた従来の抗てんかん薬と比較して、副作用が少なく、効果の発現が早いことが知られています。他の抗てんかん薬と同様、毎日続けて服用する薬剤であり、発作の都度、頓服で使用する方法はあまり一般的ではありません。
国際獣医てんかん特別委員会(IVETF)やアメリカ獣医内科学会(ACVIM)は、『半年に2回以上』を治療開始のめやすとして提言しています。服用によるメリット・デメリットについて、今一度かかりつけの先生と相談することをおすすめいたします。
ベスト
アンサー
片山政都
ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格
ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
- 得意動物: 犬
猫
得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。
ペクシオンはじめてんかんのお薬は基本頓服で使うようなお薬ではないため、一度かかりつけさんとよく投薬治療に関してご相談された方が良いかと思います。2か月に1度ということですので、てんかんの治療基準的には内科治療の対象ではありませんが、発作の状況や時間などによっては飼い主さんとのご相談になるかと思いますので、かかりつけさんとよく相談された方が良いかと思います。