腎不全末期

2022/06/11 22:30

まの

東京都・40代・女性

年齢 19 才 1 ヶ月
性別 オス
品種
種別 イタリアングレーハウンド
詳細
いつから 6月3日ぐらい
相談時の体重 3.0kg
相談種別 飲食物・食欲

腎不全末期care5.8 bun178の犬がおります。5月31日より1日おき皮下点滴120mlをして4日に150mlを病院でやり、その後は毎日自宅で点滴をしていますが、自宅で150ml入れるのは難しく、1週間で480ぐらいの量を点滴しました。先生の点滴後に一時良くなったのですが、量が足りないためか今日はフラフラで立てなく、水も飲まずです。水分多めの手作りご飯鶏肉ジャガ芋人参米は朝55グラム夜80グラムほど食べます。今後点滴をやるかどうか迷っています。色々ネットで検索すると、心臓に負担がかかるので体重✖️10-30mlしか点滴してはいけないとか、終末期に点滴をすると眠るように亡くなれないとか、逆に点滴をしないと苦しくて良い亡くなり方はしないとか、、、
主治医は獣医師としてはやるけど一人間としてはあまりに嫌がるならばやらないかもしれないと言っていました。でもやるなら150mlを毎日やると言ってました。
痩せ細って3キロないぐらいの犬に150は体に辛くないのでしょうか。

獣医師からの回答

杉下 翔太

  • 動物ノ病院 かれん(東京都目黒区中央町)
初めまして。動物ノ病院 かれん、杉下と申します。 大前提と して、現在心臓の機能に問題がないかどうか、現在どの程度脱水してるかによって皮下補液の量を決めていきます。 一般論として1日の必要水分量は「体重×50ml」くらいですので、3kgの子であれば最低でも150mlの摂取が必要です。しかし、そもそも脱水があれば脱水分の量が必要ですし、腎不全の状態ですと喪失量も多くなっているので、さらに+αの水分摂取が必要です。 しかし、おっしゃっていただいている通り、入れすぎは心臓に負担がかかりますので、皮下補液の最大量としてはやはり「体重×50ml」になります。 ご相談いただいている子の心臓の状況はわからないですが、現在の状況を考えると3kgで毎日150mlという量は過剰ではないと思います。 もし時間がかかってしまって、150ml入れるのが難しいようでしたら、1日2−3回に分けて入れると良いかもしれません。1回の量が減れば、心配されている心臓への負担も軽減できます。 そもそも皮下補液自体を嫌がるようでしたら、主治医の先生がおっしゃるように、無理せずできる範囲で良いと思います。 点滴の有無で亡くなり方に影響するかは分かりません。しかし、少量でも(150mlに満たなくても)点滴をしてあげることで脱水による不快感を少しでも軽減してあげられるのではないかと思います。できるだけ苦しまない亡くなり方が良いと思うのは当然ですが、個人的には亡くなるまでの間をどう過ごすかが一番大切だと思っていますので、ご家族もワンちゃんも無理のない範囲で点滴を続けてあげるのが良いかと思います。 答えになっているかわかりませんが、ご参考になれば幸いです。
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ベスト
アンサー

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。皮下点滴の目的は脱水緩和 です。そのため脱水している、もしくは食事や水分が取れず脱水する可能性がある場合に皮下点滴をします。体重×50mlが最大量で、あとは脱水の加減により減らしたりしていきます。もし、口から食事などで水分が取れるようなら皮下点滴は必須ではなくなります。静脈点滴ができるならその方が良いかと思われます。
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