リンパ腫の【疑い】

2024/01/08 00:08

千葉県・0代・

年齢 18 才 5 ヶ月
性別 オス
品種
種別 ミニチュアダックスフンド
詳細
いつから
相談時の体重
相談種別 腫瘍・膿疱

針生検、クローナリティ検査を行いました。
(画像あり)

かかりつけ医では、
・確定診断が出来ない。
・脾臓が肥大、病変(エコー)が悪化している。
・リンパ節(下顎)の腫れが目立ってきた。
・確定診断が出来ないので、抗がん剤治療が出来ない。

昨日1/6より「プレドニゾロン」を
1週間分処方され、様子を見る事になりました。

針生検の限界なのか、確定診断なく進んでいく事、
選択肢のない状況に、すっきりしない思いがあります。
こういう流れは、現在の動物医療では、
一般的な考え方なのでしょうか?

獣医師からの回答

吉川文貴 第1種放射線主任者

  • ぶんペットクリニック(愛知県岡崎市上和田町森崎)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:腫瘍科
おはようございます。 愛知県岡崎市ぶんペットクリニックの吉 川と申します。 人の腫瘍診断では、遺伝子検査や組織検査など、診断のツールが非常に発達しておりますが、 動物業界では、 診断ツールが少し限られています。 ですので、不確定な結果になってしまう場合もあります。 さらに進んだ検査となると、組織検査が該当します。(リンパ節切除もしくは脾臓摘出をしてそれを組織検査で調べる) もしくは、時間経過をみて、腫瘍が進行してくると、分からなかったものが明らかになってくる場合があるので、FNAを時間経過をみて実施するかどうかです。 あとは、重要なのは、限られた診断状況を踏まえてどうしていくのか、(どうしていきたいのか) だと思います。 ご参考になりましたら幸いです。
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ベスト
アンサー

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。 針生検による細胞診で 確定診断ができないことはあります。確定診断が出ていない以上、積極的な治療に進むリスクはありますので、飼い主さんとよく相談しなくてはなりません。今回の場合、現場の獣医師的にリンパ腫がどれくらい疑いがあるのかによっては、再度FNAをしてみるのも方法かなと思います。やはりリンパ腫なのかどうかは大事なポイントです。もしリンパ腫であれば、治療の選択肢が多くあります。最近ではLaverdiaという飲ませるタイプの比較的副作用の報告が少ない抗がん剤なども出ているので、リンパ腫を疑っているのであれば再度針生検をしてみる価値はあるかと思います。またリンパ腫の場合、細胞が取れればある程度院内検査でも疑いは持てるかも(獣医にによりけり)なので、体調がよろしくなく飼い主さんが積極的な治療を考えているなら治療は早いほうが良いかと思います。
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