脾臓の間質肉腫

2023/11/24 18:48

兵庫県・0代・

年齢 16 才 10 ヶ月
性別 メス(去勢・避妊済み)
品種
種別 柴犬
詳細
いつから オペ後一ヶ月半経過
相談時の体重 6kg
相談種別 腫瘍・膿疱

偶然見つかり摘出したところ、脾臓の間質肉腫でした。
肉眼的な転移はありませんでしたが、病理結果は有糸分裂多見されるため転移に注意というものでした。
現在は通常通り元気に過ごしています。
有効な治療法がない中、とりあえずパラディアの投与を始めましたが、骨髄抑制や食欲低下も見られ減薬もしましたが、却って免疫力を落とすのではと続けるかどうか迷っています。
有効な治療法を求め複数の獣医さんにかかりましたがこの肉腫へのパラディアの有効性については意見がまちまちでした。
実際、パラディアはどの程度の効果が期待できるものでしょうか?または他により有効な薬はありますか?

また今回、出血や癒着、脈管内浸潤もない比較的早期に摘出できたのではと思っていますが、腫瘍の悪性度が高いと転移は免れないものでしょうか?

よろしくお願い致します。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。 私の病院でも、脾臓の 間質肉腫で摘出した子がいました。その子は転移もその時点では見られなかったので、シクロフォスファミドによるメトロノミック治療を行い、通常は血管肉腫で使用するのですが、I’m Yunnityという海外の漢方を使ってみました。間質肉腫でのエビデンスはないのですが、副作用がない点で使ってみようということでやってみたところ1年2か月頑張ってくれました。飼い主さんの以降で、1年たったところでメトロノミックをやめてみたいという話になり、その1か月後に肝臓に転移が見られました。やめたことが原因かどうかは定かではありませんが、非常にコントロールはできていたのではないかなと思います。参考までに載せてみました。
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