年齢 | 18 才 3 ヶ月 (正確な年齢は不明) |
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性別 | メス(去勢・避妊済み) |
品種 | 猫 |
種別 | ミックス(雑種) |
詳細 |
いつから | 1ヶ月前頃から |
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相談時の体重 | 4kg |
相談種別 | 腫瘍・膿疱 |
①部位:左下顎
②頻度:常時
③症状:腫れている、固い、直径1cm以上
④原因:口腔内扁平上皮癌
⑤相談:
骨の部分などを採取し、生検で扁平上皮癌と診断されました。レントゲンで見た限りでは、転移はなさそう、大半の獣医師は外科適用と判断するのではないかとのこと。
ただ高齢であるため麻酔や合併症のリスクは、若い猫に比べたらもちろん高い。
転移有無の判断は、下顎手術の際、細胞組織を採って病理にまわすか、CTなどのある医療センターに行くこと。
今は、食欲もあり、食事もできる、痛がっている様子はあまりないが、1年ほど前から動きが緩慢になり、寝ていることが増え、老いを感じる。立っているときに突然ガクッとなる頻度も増えた。食事のスピードも、遅くなったような気がする。
5年ほど前からセミントラを飲んでおり、数ヶ月ごとの血液検査でのBunCre値は標準内に収まっている。
A)外科適用できないほど進んでいる症状を含めた症例の中央生存期間は44日
B)外科手術適用で手術を受けられた場合の中央生存期間は1〜3ヶ月、1年生存率10%。他のデータでは中央生存期間252日、1年生存率40%というものもあり、長期生存できる可能性は手術を受けることが前提となる
⑤相談
我が家の愛猫は、外科適用できないケースではないので、A)の44日より長く生きられる可能性が高いのでしょうか?進行がとても早い癌であるとのことなので、そんなに歳は出ないでしょうか?
手術を受ければもう少し長く生きられるチャンスがどのくらいの確率であるのか知りたいのですが、それを示すのは難しいかと存じます。
もう高齢であるので、余計なストレスを与えずQoL向上に努めたほうがいいのか、長期生存のチャンスにかけて手術を受けたほうがいいのか決めかねています。
手術を受けたとしても1ヶ月くらいしか生きられないのなら、受けないほうがいいとも思います。
手術を受ける場合、スピード感はどのくらい重要でしょうか?もう、できものを発見してから1ヶ月近く経ってしまっており、CT設備がない地域のドクターのところでなら、来週受けられますが、医療センターだともう少し先になるかと思います。
よろしくお願いいたします。
※病理結果や口腔内の写真は手元にありますが、著作権などがよくわからないため非公開で共有することは可能でしょうか?