膀胱炎に伴う残尿について

2023/10/11 19:26

海外・0代・

年齢 3 才 11 ヶ月
(正確な年齢は不明)
性別 オス(去勢・避妊済み)
品種
種別 ミックス(雑種)
詳細
いつから 2023年6月頃から
相談時の体重 6kgkg
相談種別 排泄・排泄物

2023年6月頃から、排尿後に数滴の尿がトイレ近くの床に落ちていたり、性器の周りが少し濡れているようになりました。
7月の定期健診では、膀胱炎だが細菌も出血もなく血液検査も異常はなかったのですが、その後、排尿後に性器周りを拭くと黄色のゼリー状のものがつくようになりました。ドクターは使用している木製猫砂の粉が混ざったのではないかと。ただし剥がれた膀胱粘膜の可能性もあり、気になるようであれば全身麻酔で膀胱洗浄もできますと言われましたがなるべく麻酔はしたくなく、排尿を促し改善すればと思っていました。数週間ほど続きましたが、今はゼリー状のものがつくことはほぼ無く、かなりマシになったものの未だに排尿後は性器周りがほんの少し濡れている状態です。トイレは毎日排尿2回+排便1回と規則的です。
それと関係あるかわかりませんが、以前はぽっちゃりして丸く触ると柔らかかったのですが、今は触ると骨の感覚がすぐに伝わったり太ももの筋肉が落ち明らかに体のシェイプが変わりました。見た目も触っても痩せた感じですが、体重そのものは減っておらず、食欲もあり元気です。以前と比べ見た目が痩せたとはいえ、ボディスコアは決して痩せているわけではなく、普通かそれより上でドクターからダイエットを勧められています。

是非、下記についてアドバイスをお願い致します。
1)ゼリー状のものが粘膜や壊死細胞だったとして、膀胱洗浄をしなくてもいずれ排尿後の性器周りの濡れは改善するのか。
2)体重が変わらないのに痩せた感じがする場合、どんな病気の可能性があるのか。

ちなみにゼリー状のものは、すぐに持っていけない距離なので病院で検査はしていません。

よろしくお願い致します。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。 1)ゼリー状のものが 粘膜や壊死細胞だったとして、膀胱洗浄をしなくてもいずれ排尿後の性器周りの濡れは改善するのか。 ⇒もし尿と一緒に出ているものだとすると、膀胱もしくは尿道の炎症から出ているかと思います。膀胱のエコーで膀胱がどうなっているのか(膀胱壁の肥厚の有無、膀胱内沈殿物の有無、蓄尿の具合など)を観察したほうが良いかと思います。また、尿検査はされているかと思いますが、尿検査および尿の培養検査をしてみたほうが良いかと思います。もし尿に全く問題がないとなると、肛門の粘液が陰部についていたりする可能性はないでしょうか?また、もし膀胱炎だとするとほぼ間違いなく少量頻回の排尿をします。よっぽどおこったり暴れたりする子でなければ、尿にカテーテルを通しさえできれば、あとは洗浄するだけなので、膀胱洗浄のためだけに鎮静をかけることはほぼ日本ではありません。 2)体重が変わらないのに痩せた感じがする場合、どんな病気の可能性があるのか。 ⇒病気で消耗していて痩せてきている場合は、ほぼ体重は減ります。体重が変わらないのに痩せてきたとなると、筋肉量が減って脂肪がついてきている場合です。ねこじゃらしやキャットタワーなどで遊ばせたり猫ちゃん自身が走ったりしていますか?ほとんど寝ていたり、ゴロゴロしているだけということはないでしょうか?膀胱炎のリスクファクターに肥満もあります。その理由は、体が大きくてあまり動かないことで、トイレの回数や飲水量が減って尿が濃縮してしまうことにあります。運動させたり痩せさせることで繰り返す膀胱炎のリスクも減ります。また、どんな膀胱炎も基本的には飲水量が大事です。飲み水の場を増やす、洗面台やお風呂で水を飲ませたりする、噴水式の水飲み場にする、水をこまめに変える、かつおだしや味の素をかなり薄めたお水にしてみたり感ず目の汁を少し水に混ぜたりする、などして水をとにかく飲ませることが大事です。
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