腎臓病、また急性肝炎の診断後亡くなりました

2023/10/06 10:32

福岡県・0代・

年齢 16 才 8 ヶ月
性別 メス(去勢・避妊済み)
品種
種別 シェットランドシープドッグ
詳細
いつから 10月5日
相談時の体重 10.4kgkgkg
相談種別 その他

先日、愛犬を亡くしました。シェルティの16歳です。元々、子宮からの出血と腎臓病(BUN140)を患い昨年より治療しておりました。今年6月、とうとう子宮蓄膿症になり手術をするか内科治療でどうにか命を繋いでいくか選択することとなり、このままでは体重も減っているため弱っていく一方だと思い、手術を決断しました。 主治医の先生より、高齢であることや腎臓の数値からも術中死もしくは、手術が成功しても術後の腎臓の数値が悪化し予後がよくないことは覚悟して欲しいと言われました。手術は無事成功し、術後の出血も三週間ほどかかりましたが止まり、腎臓の治療に専念できることになりました。1ヶ月近くは食欲が戻らず、心配しておりましたが8月頃には見違えるように食べ始め、元気だった頃のようにおかわりもおねだりするほど食欲が戻っておりました。9キロ台だった体重も9月中頃には、10.8キロ近くまで戻り、この調子で徐々に体重を増やしていこうと家族一丸となり愛犬と共に頑張っておりました。 すると、9月の23日ぐらいから少し食欲がないのか、ご飯を残すようになりました。ちょうど、季節の変わり目であり冷え込んできた時期だったため、それも影響しているのかなとか、夏の暑い時期に、少し腎臓を含め内臓が疲れていて、またちょっと腎臓が悪くなったのかなと思っておりました。 すると、食欲はみるみる内になくなり腎臓治療を始める前のように、全く食べ物を口にしなくなり、10月1日あたりからぐたっとすることが多くなり、自分から起きあがろうともしなくなりました。それでも、食欲以外は元気だったのですが、10月2日、血液検査をしたところBUN100クレアチニン3になっており、先生も腎臓の悪化が食欲減退を起こしてるんでしょうと言われました。 10月3日になるとさらに、ぐたっとし自力でトイレにも行けなくなり、起こしても顔すら上げるのが辛いようでした。食事はどうにかシリンジであげていましたが、10月4日、点滴のため夕方に病院に行き、帰ってくると、ぐったりしているため少し休ませてからご飯をあげようと、寝かせておりました。すると、9時ごろ嘔吐と下痢をし、目がうつろになってきました。もしかすると今日、もたないかもと思い夜間病院に行きました。そこで、心臓が少し弱っていること、BUN140カリウム7.7、またGTP1000であり、急性肝炎も発症していることを告げられました。先生方は、強心剤を打ち、静脈点滴を行い血圧を上げるという治療をしてくださったようです。ギリギリの治療のため、容態が急変するかもしれないことは言われておりましたが、なんとか血圧も安定したようで家に返せる状態になりました。先生は震えがあったため、どこか痛いのかと思い痛み止めを打ったところ、安心したように眠るようになったと説明もありました。夜中、意識が混濁するなど急変の可能性もあるが、とりあえず朝一番にかかりつけに行くように言われ帰宅しました。 帰った頃、すでに夜中の2時頃で愛犬もきつそうではありましたがどうにかゆっくり眠っていたので、私たちも眠りにつきました。私は、畳の上で枕元に愛犬を寝かせ、朝まで起きておこうと思ったのですが、いつのまにか眠っていたようです。朝、6時ごろ目が覚め急いで愛犬の容態を確かめると、息をしておりませんでした。 愛犬も最後まで苦しい中頑張ったのですが、後何時間かで病院に行き、治療できたのにと思い悔しくてたまりません。 質問なのですが、
①狂犬病は腎臓治療中のため、先生より猶予証明書をもらっておりました。ですが、混合ワクチンについて、腎臓治療中でも打つことができたのでしょうか?
②急性肝炎ということですが、9月23日の食欲減退が始まった際にもうすでに、その兆候があったのでしょうか?急性とは、2.3日で発症するのか、1.2週間のことを言うのか疑問があります。
③腎臓と肝臓は関係しやすいと聞いたことがあり、 元々肝臓の数値もGTP240と少し悪かったです。今回、急性肝炎になったことが腎臓の数値を再び悪化させたのでしょうか?もしも、急性肝炎を治療していれば腎臓もここまで悪くならなかったのでしょうか?
④急性肝炎とは、どういった原因で発症するのでしょうか?混合ワクチンなどで、防げた病気なのかもと思い非常に残念です。
かかりつけの先生、また、急患の先生には最後まで愛犬に寄り添ってくださったこと、大変感謝しております。 ですが、考えているとあの時こうすればと自分自身に対する後悔の気持ちが押し寄せてきます。 拙い文章、また、長い文章ではありますがこちらの疑問にお答えいただけましたら幸いです。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。 まず、わんちゃんが突 然亡くなってしまったことお悔やみ申し上げます。 ①狂犬病は腎臓治療中のため、先生より猶予証明書をもらっておりました。ですが、混合ワクチンについて、腎臓治療中でも打つことができたのでしょうか? ⇒腎臓病やなにか重大な疾患の場合は混合ワクチンもできれば控えたほうが良いかと思います。ワクチンを打っていないことが不安でしたら、ワクチン抗体検査を調べてみるのが良いかと思います。 ②急性肝炎ということですが、9月23日の食欲減退が始まった際にもうすでに、その兆候があったのでしょうか?急性とは、2.3日で発症するのか、1.2週間のことを言うのか疑問があります。 ⇒9月23日あたりの血液液検査はありますでしょうか?もし血液検査をしていない場合は、その時にあったかどうかはわかりません。急性の明確な日数の定義はありませんが、数日前までは何ともなかったのに急にでてきたものという説明になってしまいます。 ③腎臓と肝臓は関係しやすいと聞いたことがあり、 元々肝臓の数値もGTP240と少し悪かったです。今回、急性肝炎になったことが腎臓の数値を再び悪化させたのでしょうか?もしも、急性肝炎を治療していれば腎臓もここまで悪くならなかったのでしょうか? ⇒どちらかというと腎臓と膵臓、心臓が関連していることが多いかなという気がします。ただし、腎臓は体全体を通ってきた血液をろ過して尿にする臓器なので、どの内臓からの影響は受ける可能性はあります。肝臓が原因でDIC(播種性血管内凝固)になったり、腎臓が原因でDICになれば全身の臓器に影響が出ます。急性肝炎を治していれば腎臓が悪くならなかったかどうかは、肝臓と腎臓が関連した、もしくは同じ病気からきているかどうかにもよります。しかし、病気に関してはあるものは極力治していった方が良いと私は思っています。 ④急性肝炎とは、どういった原因で発症するのでしょうか?混合ワクチンなどで、防げた病気なのかもと思い非常に残念です。 かかりつけの先生、また、急患の先生には最後まで愛犬に寄り添ってくださったこと、大変感謝しております。 ですが、考えているとあの時こうすればと自分自身に対する後悔の気持ちが押し寄せてきます。 拙い文章、また、長い文章ではありますがこちらの疑問にお答えいただけましたら幸いです。 ⇒原因は様々ですが、有名なところでいえば薬剤性や中毒が多いです。もちろん他にも細菌性や腫瘍性、慢性肝炎からの急性転換などもあります。混合ワクチンを打っていれば防げたとは私は個人的には思いません。
無料登録して獣医師の回答を見る