血小板減少で治療しているが効果が上がらない

2023/09/28 21:12

宮城県・0代・

年齢 13 才 0 ヶ月
性別 メス(去勢・避妊済み)
品種
種別 ミックス(雑種)
詳細
いつから 2週間前から
相談時の体重 4.6kg
相談種別 その他

2年前から非定型アジソンで薬を飲んでいました。2週間前から食欲がなくなり嘔吐もあったため血液検査をしたところ、定形に変化してきているかもと言われ、フロリネフを追加処方されました。また、肝臓の数値も高値で炎症反応もあるということで抗生剤処方されました。このとき血小板数が28Kでしたが検査時破壊されている可能性があるので様子を見ることになりました。1週間、薬を飲みながら様子を見て嘔吐は止まりましたが食欲は戻らず受診し、血液検査を行ったところ、肝臓の数値は改善していましたが、血小板数が54K、赤血球が3.23Mで血小板減少と診断されました。そのまま入院して、高用量ステロイドでの治療を行っています。入院して4日になりますが、血小板数が78Kであまり反応が良くないと言われていて、浮腫が出ています。ステロイドに反応がない場合の今後の治療と経過はどのようになるのでしょうか。また、浮腫は心配する必要ないのでしょうか。

獣医師からの回答

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。 血小板以外の検査項目 は何か調べていますでしょうか?もしよろしければ血液液検査の結果を見せていただけるともう少しアドバイスできることが増えるかもです。
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ベスト
アンサー

浅川 雅清

  • ペット家族動物病院成城店(東京都世田谷区成城)
こんばんは。 状態が芳しくなさそうで心配ですね。 さ て、今回は「免疫介在性血小板減少症」が疑われ治療を行っているのですね? 確かに、経過は芳しくなさそうですね。 血小板が減少する原因は、自己免疫による破壊、腫瘍や炎症による凝固行進での消費などが主な原因ですが、自己免疫による破壊以外の原因は除外できていますでしょうか? もし、しっかり除外ができているのであれば、免疫介在性血小板減少としての治療を強化していくにつきると思われます。 特に、浮腫が出てきたということであれば、場合により血栓傾向(DIC)になっていて、微小な血栓が血管を詰まらせているかもしれません。 そうなると、ステロイドによる免疫抑制療法のみならず、抗血栓療法を加える必要があります。 さらに、貧血も伴っていますでしょうか?その場合はいわゆる「エバンス症候群」という状態になります。 また、ステロイドのみで血小板数が増加しない場合は、他の免疫抑制剤を加えて治療を行います。 が、概ねステロイド単体で食欲も戻り、血小板も増加するのが通常です。 もしかしたら、免疫介在性血小板減少以外の何かがあるのかもしれないな、と思いました。 最終手段としては、(血漿)輸血が必要になるかもしれませんので、大きな病院をご紹介頂くのもひとつだと思います。 ご参考になれば幸いです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 皆様からの応援メッセージ、お待ちしております! https://ofuse.me/ceb1bc10 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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