呼吸の苦しさの緩和方法はもうないか

2023/09/10 21:15

広島県・0代・

年齢 1 才 6 ヶ月
(正確な年齢は不明)
性別 オス(去勢・避妊済み)
品種
種別 ミックス(雑種)
詳細
いつから
相談時の体重 3kg
相談種別 呼吸・咳・くしゃみ

口呼吸を繰り返し苦しみ続けて、丸2日ほど経ちます。余命わずかな子です。
まだ何かしてあげられることがないか、こちらで聞くだけ聞かせてください。

約2週間前に、残り2〜3週間、もって1ヶ月だろうと言われたリンパ腫による末期状態と言われました。
心臓に大きな腫瘍、その他全身に既にがん細胞が転移しています。
先日、口呼吸になった際夜間救急に行きましたが、胸水はわずかで最早腫瘍に占拠されていると言われ、胸水を抜くことができませんでした。
今は少しでも酸素室のドアを開けたり、なでたり、近づいて様子を見ていたりすると落ち着かないのか苦しそうにしています。

もう通院は難しいだろうと思ってはいますが
口呼吸しては落ち着き、数分してはまた口呼吸が始まり、という状態が一昨日の夜間に行ったあとからずっと続いています。
今は静かにそばに付き続けていますが、
まだなにかしてあげられること、緩和ケアになるかもしれないこと、もしあれば参考にさせていただきたいです。

宜しくお願いします。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。 10か月でリンパ腫と のことで悲しい現実ですが、私が思うできることを提示できればと思います。 リンパ腫に関しては、副作用は確かにありますが、癌を縮小させるという点では抗がん剤である多剤併用プロトコールが良いかと思います。しかし今の現状として、副作用に耐えられるかどうか、投薬や静脈留置での抗がん剤投与に耐えられるかどうかなど不安があるようなら推奨はできないかもしれません。次に提示できるものとするとステロイド投与+ロイナーゼの皮下投与です。ロイナーゼは、多剤併用の抗がん剤を始める前に、最初に少し癌を小さくしてから抗がん剤を始めるためのPre抗がん剤のようなものです。腫瘍を小さくする効果はありますが、小さくするだけで癌細胞の殺滅効果は他の多剤併用の抗がん剤よりは劣ります。ロイナーゼの最大のメリットは、皮下注射で投与できることと副作用が他の抗がん剤の様に消化器毒性や骨髄毒性がほとんどないことです。いちおう副作用にアレルギーというのが言われていますが、ほとんど経験ありません。もしかしたらステロイドと併用することで少し癌が小さくなって一時的にはなりますが、呼吸が楽になるかもしれません。あとはどこまでできるかですが、オゾン直腸法なども緩和治療には使えるかもしれません。少しでも楽になってくれればと思います。
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