肥満細胞腫手術後から、顔面麻痺および眼下垂、涙が多い

2023/09/07 19:01

海外・0代・

年齢 8 才 2 ヶ月
性別 オス(去勢・避妊済み)
品種
種別 フレンチブルドッグ
詳細 肝門脈シャント
いつから PSSの犬、顔面麻痺との関連
相談時の体重 12.8kg
相談種別 原因不明の挙動

生後2ヶ月からPSS(肝門脈シャント)があり、1歳半頃に行った手術が上手くいかなかった事から、現在までPrescription dietとラクトース、抗生剤で7歳半まで問題なく過ごしてきました。6月頭の健康診断にて、少し大きくなってきた足の腫瘍の生検を行ったところ、肥満細胞腫疑いとのことでしたので、疑いのあった腫瘍を含め、皮膚病(ニキビのようなもの)、右後ろ足の肥大気味リンパ節の切除手術を行いました。病理の結果、肥満細胞腫は殆ど見つからなかった為、今は経過観察で超音波を2ヶ月に1度の様子見となっています。
手術を受けたのが今年の6月中旬、そして6月の末から左目の下瞼が垂れ下がり始め、左頬全体に下がる様になり、数日後には右側も同様に。
手術後の入院中、手術後の吐き気を抑える為に、水分が殆ど取れていなかったのが肝臓に影響を及ぼしたのか、と気にはなっておりましたが、手術執刀医いはく、手術とは関連はないとの事。
1ヶ月程様子見、とのことでビタミン剤と眼球保護のクリームを処方されました。症状は比較的穏やかにはなりつつあるものの、涙がこぼれる程多く出る、瞬きが完全には出来ていない、顔の神経の調子が悪いのか口の両サイドからの咀嚼が悪い、涎過多、頭を振る、少しだけバランスが悪い、片方の頭が下がっている、等が出ております。食欲はいったって問題なく、その他も行動には問題はありません。8月中旬に医師に見せたところ、甲状腺の検査結果は問題なく、考えられる原因として、中耳の感染の可能性、及び脳の腫瘍等の可能性を考え、MRIを勧められました。只、MRIが日本円では70万程すること、MRIを行っても突発性の神経障害の可能性が6−7割あり原因不明で終わる可能性もあるとの意見をいただいたこと、そして、肝門脈シャントにより麻酔の負担が問題ないのか解らない、とのことで、一旦様子見になりました。
そして本日、ワクチンにて再度医師に会ったところ、顔の状態は良くはなってはいるが、やはり瞬きの反応が弱いとの事でした。少し改善がみられたので、さらに1ヶ月待ってみようと提案がございました。
現在、アジアに駐在中でして、こちらの国では日本と異なり、PSSの治療はあまり行われず、内科的治療が多いのと、医師に聞いても関連性はわからないと言われてしまうので、PSSの状態で果たしてMRIをこの状態で受けるべきなのか否か、を迷っております。
仮に中/内耳炎と想定して抗生剤を服用すること、またはMRIを受けること、何か良いアドバイスはございますでしょうか? PSSが神経細胞に影響を及ぼすことを知っていますが、今年に入りすでにCT(6月頭)、手術(6月中旬)と行なっていて、もし肝臓の影響が今の状態を引き起こしているのであれば、再びMRIで麻酔をかけてみていいものか、途方にくれています。尚、主治医いはく、あと1ヶ月待っても通常の状態に戻らなければ、MRIをした方が良いが、肝臓の状態は血液検査でしかわからないので、影響は解らないとのことでした。
何かご意見を頂けると大変助かります。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。 非常に難しい感じです 。おそらくですが、門脈シャントとの関連性はないかと思います。 もしよろしければ、顔の動画か写真を見せていただけますでしょうか?可能でしたら、一番ひどい時期と現在があればわかりやすいかなと思います。 食欲や活動性、なにか神経症状のようなふらつきや発作などはないのでしょうか?
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