肥満細胞腫

2023/08/14 16:39

TOSHI

海外・50代・女性

年齢 15 才 10 ヶ月
性別 メス(去勢・避妊済み)
品種
種別 ビーグル
詳細
いつから 細胞診で診断されたのは2023年2月
相談時の体重 14kg
相談種別 腫瘍・膿疱

14歳肥満細胞腫。左前脚関節部分に腫瘍があり、年齢から手術はしませんでした。診断から半年経っている現在、食欲あり通常通り年齢相応に元気です。先日、分子標的薬Palladia錠の投薬を前に血液検査をしたところ、肝臓 ALP806、ALT206、AST57という数値が出ました。腎臓では血中尿素 86、BUN 40です。このような標準値以上の結果の場合、投薬は見合わせたほうが良いでしょうか(まだ投薬は開始していません)。また数値を改善する為にはどのような処置が必要でしょうか。
投薬量について体重14kgの場合、15mg2錠を週3回で問題ないでしょうか。海外在住で、かかりつけ医院に分子標的薬に詳しい獣医師がいない為、ご教示頂きたく何卒よろしくお願い申し上げます。

獣医師からの回答

片山政都 ロイヤルカナン認定栄養アドバイザー、救命救急資格

  • ブルーム動物病院(神奈川県横浜市鶴見区梶山)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:猫伝染性腹膜炎(FIP)、呼吸器科、栄養アドバイス
はじめまして。よろしくお願いします。 もしよろしければ、日 本と単位が違う可能性があるため単位もしくはデータそのものを見せていただくことは可能でしょうか? 肝臓に肥満細胞腫が転移しているケースもあるため、可能でしたら肥満細胞腫による肝酵素の上昇なのかどうかも含めて針生検による細胞診をお勧めします。腎臓も同様ですが、肥満細胞腫の腎転移はほとんどないかと思います。腎臓ももし多飲多尿があり、かつ尿検査での尿比重の低下があるようなら腎臓病の可能性もあります。 トセラニブに関しては、2.5~2.9mg/kgを2日に1回もしくは週3回投与が基本的な使い方なので、少し量が少ないかなと思います。基本的には副作用としては胃腸障害と骨髄抑制が副作用になります。また、もし副作用が心配でしたらパラディアよりもイマチニブの方が副作用の発現は比較的軽度かなと思います。
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ベスト
アンサー

小山 健

  • にまいる動物病院(兵庫県丹波篠山市呉服町)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:腎臓病、ホモトキシコロジー、漢方
BUN86,血中尿素40とありますがBUNも血中尿素も同じ項 目です。BUNとCREの数値を教えてください。肝臓に関しては腹部超音波検査を受けられましたか。
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