息が荒く、腹式呼吸が続いています。

2023/06/08 22:10

clavier

新潟県・30代・女性

年齢 3 才 10 ヶ月
(正確な年齢は不明)
性別 オス(去勢・避妊済み)
品種
種別 ミックス(雑種)
詳細 ハチワレ
いつから 4か月前に肺炎になってから
相談時の体重 3.7kg
相談種別 呼吸・咳・くしゃみ

4ヶ月前に重い風邪の症状があり、病院に連れて行ったところ肺炎と診断されました。
その後回復して、今は食欲もあり以前の活発さを取り戻しているのですが、
息が荒く、腹式呼吸?をしているのが気になります。
また、肺炎になった際にかなり痩せてしまったので、
カロリーの高い栄養食を与えているのですが、体重は戻らず、毛並みも悪いです。

ここ1ヶ月は病院にも連れて行き、肺炎の薬も毎日飲ませていますが、
呼吸が荒いのは回復の兆しがありません。

肺炎以外の病気の可能性はありますでしょうか?
また自宅でどのようなケアをしてあげるのが良いでしょうか?

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

吉川文貴 第1種放射線主任者

  • ぶんペットクリニック(愛知県岡崎市上和田町森崎)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:腫瘍科
こんにちは。 岡崎市で勤務している吉川と申します。 確かに、吸気努力の呼吸だと思います。 もし、肺炎が完全に回復していても、まだ改善しないとなると、肺から鼻の空気の通り道がどこかしら狭くなっているのではないかと思います。 1番良くあるのは、鼻炎による、鼻腔の狭窄です。慢性的な感染により、粘膜が腫れたり、鼻甲介の変形が起こって通り道が狭くなり、かつ慢性的な感染も継続することが多いです。 ねこちゃんの顔の近くで耳をすましてみると、プープー、ズーズー音が鳴ってたりするのが聞こえるかもしれません。 次に多いのは鼻咽頭の狭窄で、炎症などで狭くなることがあります。 見た目の呼吸様式と、レントゲンである程度絞り込めることが多いと思います。 その他の病気(肺の病変や呼吸器系の腫瘍など)を念の為、ないか確認して診断していきます。 治療となると、鼻咽頭狭窄(バルーンによる拡張)や、慢性鼻炎(培養検査、鼻腔洗浄など)の治療には麻酔や内視鏡が必要になるので、少し大変です。 猫風邪が継続しているとなると、ストレスや環境の変化で症状が悪化してくるので、そういった部分に気を使ってあげたり、またさらに症状が悪化する前に病院に連れてってあげたりするのが重要かと思いますが、 まずはどこが問題なのかが分かるといいと思います。
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