歩行中にてんかん発作のような症状が見られます

2023/05/04 01:22

Yoshina

東京都・20代・女性

年齢 14 才 11 ヶ月
(正確な年齢は不明)
性別 オス(去勢・避妊済み)
品種
種別 トイプードル
詳細
いつから 4ヶ月前ごろから
相談時の体重 5kg
相談種別 原因不明の挙動

①全身
②歩行中、急にびくっとして腰を下ろし、顔を背けるように後頸部に緊張をもたせるような動きをみせます。
③散歩中毎日
④脊椎の変形、膝関節に水が溜まっている初見はかかりつけの獣医によりレントゲンで確認してもらっています。
しかし、痛みによる反応にしては、発作のように感じられ、抱っこして安静を保っても振戦が続くため、ご相談しました。
⑤この動きの原因として、本当に④に記載した関節炎や脊椎の変形による疼痛だけが原因なのか、脳異常があるのではないか、不安です。セカンドオピニオンの必要性などについても、ご回答よろしくお願いいたします。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

國谷貴司

  • かば動物クリニック(静岡県浜松市東区上新屋町)
はじめまして。かば動物クリニックの獣医師の國谷です。 動画を確認しました。まるで何かに驚いたように、ほんの数秒間、頭部・頚部を後方に仰反るようにビクビクさせるエピソードは「ミオクロニー」が疑われます。 当院でもシニア期のプードルで相談を受ける機会が多いです。お話を伺っていると、光、日差し、音、風といった特定の刺激で誘発されることが多いです(添付動画でも顔が日影から日なたに出る瞬間にピクピクの症状が出ているように見受けられます)。 Yoshinaさんが仰るとおり、ミオクロニーは「てんかん」のひとつの症状として分類される症状で、症状が頻繁だったり、全身けいれんに繋がってしまうケースでは、抗てんかん薬を服用することで生活の質が大きく改善するケースを経験しています。 懸念されている手足の関節や脊椎の変形とは直接は関連ありません。 また、抱っこした時の震えもてんかんとは関連ないものと想像しています。 経験的に高齢のプードルではいわゆる脳の老化に伴ってミオクロニーが出現することが大半ですが、稀に特定の脳の病気に関連することもありますので、一度、神経科に詳しい獣医師にセカンドオピニオンを求めることをおすすめいたします。 シニア期に出てくるいろいろな症状をひとつひとつ受け入れつつ、これからも愛犬との生活を楽しんでいただけることを祈ってます。
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