骨髄異形成症候群について

2022/11/25 13:09

のん

神奈川県・70代・選択しない

年齢 14 才 0 ヶ月
性別 オス(去勢・避妊済み)
品種
種別 スコティッシュフォールドロングヘア
詳細
いつから 3日前
相談時の体重 4.2kg
相談種別 その他

愛猫(12歳オス•1匹室内飼)が健康診断で、骨髄異形成症候群の可能性が高いと言われました。
診断するには骨髄検査が必要とのことです。
診断したからと言って治療法があるわけではないので、年齢も加味すると全身麻酔の骨髄検査はお勧めしないとのことでした。
経過観察しながら、日和見感染や怪我に気を付けて、ストレスのない環境を整えて下さいとのことです。今は食欲や元気もありますが、長生きはしないと言われとてもショックです。

①血液検査の経過を見ながら必要なら骨髄検査受けたいと思うのですが、やはり負担が大きいでしょうか。腎臓などその他の数値は正常値でした。

②白血病の前段階とも言われていますが、完全室内1匹飼いです。ウィルス以外でも白血病になることもあるのでしょうか。

猫エイズ(FIV)猫白血病(FelV)共に陰性

総白血球数 24 10^2/μg
好中球数 847 /μg
リンパ球数 1411 /μg
単球数 142 /μg
血小板概数 16.6 10^4/μg

どうぞよろしくお願いいたします。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

柳 和良 RECOVER BLS & ALS Rescuer course 心肺蘇生実技講

  • マルクペットクリニック(神奈川県川崎市宮前区菅生)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:麻酔外科・外科全般
獣医師の柳と申します。 ①について、 まず、ご提示い ただいた項目だけで、全身麻酔が可能かどうかは何とも言えないかと思います。 貧血の状態や、身体検査での問題点(筋肉やその他の肉付きの問題)・視診聴診での異常があるのかどうかなども大事な判断材料になります。 そのため、現状でどの程度負担が大きいか、全身麻酔の可否についての判断は難しいかと思います。 (確かに、元気な1歳児に比べれば、骨髄異形成症候群?なのかは別としても貧血等があると少しリスクは上がるかと思います。) ②について、 ウイルス以外でも白血病になる可能性は充分にあります。 どちらかというと、FeLVウイルスに感染もしている場合に治療の反応性がかなり悪いと予想される(予後不良と表現されますが)など、 予後を判定するうえで、ウイルスの感染の有無が大事になるので、ウイルス陰性=白血病否定にはなりません。 (また、末梢血での検査結果が陰性であっても、骨髄のウイルス検査で陽性になるということも決してないわけではありません。) 検査に関して、主治医の先生とも再度話し合いを行いつつ、いろいろと意見を聞いてみるというのもありなのではないでしょうか。
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