避妊手術のメリットに関して

2022/11/10 23:05

laplaz

東京都・30代・女性

年齢 1 才 8 ヶ月
性別 メス
品種
種別 ノルウェージャンフォレストキャット
詳細 1歳8ヶ月の時にペットショップでお迎え
いつから
相談時の体重
相談種別 去勢・避妊・発情

1歳8ヶ月で先週お迎えしたばかりの、ノルウェージャンフォレストキャットの女の子です。
避妊手術に関して、1歳を過ぎる前と後とでは乳腺腫瘍予防効果に違いがあると、本で読みました。
現在1歳8ヶ月、すでに何度も発情期を迎えている年齢で避妊手術を行うのは、あまりメリットがないのでしょうか?
もしメリットがデメリットを上回るとしたら、具体的にどのようなメリットがあるのかも、知りたいです。
多くの先生の意見をお聞きしたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

竹下恭平 獣医腫瘍科認定医Ⅱ種

  • 多摩中央どうぶつ病院(東京都昭島市福島町)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:腫瘍/画像診断/救急医療/臨床病理
はじめまして、多摩中央どうぶつ病院の竹下と申します。
猫の避妊手術における乳腺腫瘍発生予防効果は若齢時に手術を行うほど高いとされていますが、犬と異なり具体的に何歳あるいは何回目の発情までで優位に予防効果が確認されるかの報告はありません。(ご存知の先生がいらっしゃいましたらご教示ください)
ご相談者様の猫ちゃんは1歳8ヶ月とのことですので、1回あるいは2回発情を経験したと推測され、経験的にはなりますが避妊手術による乳腺腫瘍発生予防効果はあると考えます。乳腺腫瘍を患った猫で腫瘍摘出手術を行う場合に可能な限り避妊手術を同時に実施しておりますが、この場合の避妊手術も再発・進行予防を目的としてます。
また、乳腺腫瘍発生予防以外のメリットとして、統計データでは子宮蓄膿症や子宮内膜症などの子宮疾患発生リスク低減や、寿命の延長、事故・感染症の減少、喘息の減少などが報告されています。発情期特有の行動(夜鳴き、徘徊など)が消失あるいは低減することもメリット考えます。
一方、デメリットは肥満や糖尿病発生リスクの増加になりますが、こちらは飼育環境の整備、適切な食事で予防が可能です。
避妊手術の実施についてはさまざま論点があり賛否両論ではありますが、猫を飼育する個人としても、安全に手術ができる健康状態であるならば避妊手術実施のメリットの方が高いと考えており、みなさまに推奨しております。