フェレットの脾腫

2022/11/01 13:53

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茨城県・50代・男性

年齢 3 才 1 ヶ月
性別 メス(去勢・避妊済み)
品種 その他
種別 その他
詳細 フェレット
いつから 1年ほど前から
相談時の体重
相談種別 腫瘍・膿疱

1年程前から脾腫が定期的に腫れます。ちょうど1年程前は副腎も腫れてリュープリンを打って副腎脾腫共に正常の大きさに戻りました。その後冬に気管支炎になった時にも脾臓が腫れて気管支炎は抗生剤で脾腫はその時もリュープリンを打って正常に戻りました。心配なのでひと月に1回毎月通院してその度にレントゲン、3ヶ月ごとに検便、6ヶ月ごとに血液検査をお願いしております。ここ1年通してみると他に疾患が見当たらなくても脾臓が腫れてリュープリンを打って正常の大きさに戻す事をしていますがだいたい晴れが治まってから2ヶ月すると腫れてくるような状況です。先月末にまた脾臓が腫れてきており血液検査の結果赤血球の値は高めでした。その時のレントゲンでは腸を除く部分では特に異常は見当たりませんでした。今回は晴れが小さいので今月末の通院まで様子見て腫れが進んでいるようならば脾臓と腸の部分のエコーとリュープリンを打つ事を予定しています。できれば脾臓が腫れてしまうはっきりとした原因を知りたいのですが。私が住んでいる地域はフェレットを飼っている家がとても少なくてフェレットのようなエキゾチックアニマルの診療をしている病院はほぼありません。今お世話になっている病院が我が家から1時間以内で通える唯一の病院なんですがフェレット診療の症例がとても少なく私と先生で相談しながら色々試しているような状況なのです。現在セカンドオピニオンとしてフェレットの診療経験豊富な病院をなるべく我が家から近い場所には探したいという事と脾臓の原因を知りたいのでご回答できれば宜しくお願いします。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

塚越 均

  • 塚越動物病院(神奈川県横浜市戸塚区矢部町)
  • 得意動物: 犬 猫 うさぎ  得意分野:
はじめまして。塚越動物病院の塚越と申します。

フェレットの脾腫はさまざまな原因で起こりますが、大事なのは腫瘍性疾患(リンパ腫が最も多く、インスリノーマなどの転移性腫瘍もあります。多くはないですが血管腫や血管肉腫もあります。)かそれ以外の疾患かを区別することです。

検査としては血液検査、レントゲン、エコー、細胞診を行うのが一般的です。細胞診は細い針を用いて脾臓から細胞を吸引して顕微鏡で確認する検査で、腫瘍性疾患かそうでないかをみるためにとても有効な検査です。出血性疾患が疑われる場合を除いて比較的安全な検査ですが、おとなしい子を除いては鎮静下で行うほういいでしょう。

腫瘍性疾患以外の脾腫の原因としては、ピロリ菌感染、消化管内異物、腸炎、上部気道感染症、歯牙疾患、心筋症、アリューシャン病、副腎疾患、インスリノーマなどがあります。
お話では副腎疾患は根底にありそうですね。

腫瘍性疾患が否定出来て、検査も異常がなく、脾腫以外の臨床症状がない場合は経過観察となりますが、他に原因疾患(副腎疾患も含めて)があれば、それをしっかり治療(内科でも外科でも)していくことが大切です。