予防接種について

2022/08/17 17:10

おもち

埼玉県・40代・選択しない

年齢 2 才 5 ヶ月
性別 オス
品種
種別 スコティッシュフォールド
詳細
いつから
相談時の体重 1.4kg
相談種別 ワクチン・ウイルス

先週ブリーダーさんより猫ちゃんお迎えしました。うんちが少し柔らかく先日病院へ行き(環境の変化によるものかもしれないと言われお薬処方して頂きました)
その際に、獣医さんから3種予防接種の3回目を9月初頃にしましょうと言われました。
ですが、ブリーダーさんから猫ちゃんお迎えする際に次の3回目を接種するのは1年後だと言われていました。
(1回目は7月初頃、2回目は8月初頃にブリーダーさんの元で接種済みです。)
ネットで調べてみても「生後2~3か月以降から始め、2~3回のワクチン接種を行うのが一般的です」と曖昧でよく分かりません。
獣医さんによって回数や3回目の摂取のタイミングが異なるのでしょうか。

猫ちゃん飼うのは初めてで分からないことだらけで是非アドバイス頂きたいです。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

野尻亮輔

  • 港南グラン動物病院(神奈川県横浜市港南区日野)
初めまして。神奈川県にあります港南グラン動物病院の獣医師野尻 と申します。よろしくお願いいたします。 ワクチンプロトコールですが、病院によって考え方が異なり、スケジュールについても異なってくる場合があります。 例えば、世界小動物獣医師会より提唱されているワクチネーションガイドラインに従う場合、6〜7週齢よりワクチン接種する場合は4回の接種、8〜9週齢以降の子猫にワクチンを接種する場合は3回の接種が推奨されると記載されております。(情報が古かったら申し訳ありません。) 一方、現在日本で流通している一般的な猫のワクチンの添付書類の用法欄には、「8または9週齢(メーカーによって異なります)以上の猫に接種を開始し、2回注射する」と記載されております。 ワクチン接種のガイドラインはあくまで推奨であり、絶対にそうしなければいけないというものではありません。 そのため、当院では日本のワクチンの添付書類に従い、8または9週齢以上の猫の場合は2回接種し、その後、1年毎に追加接種を行っており、それより若齢でワクチンを接種している場合、状況によっては3回接種することもあります。 おそらく、おもち様の猫ちゃんは記載されている年齢を拝見する限り、1回目の接種が早かったのではないでしょうか? 基本的に若齢猫は親からの移行抗体と呼ばれる免疫をもらっており、若齢期のワクチンは効果が低いと考えられています。 そのためかかりつけの先生は、免疫力をしっかりつけさせる目的で3回目の接種をご提案されたのではないかと思います。 しかしながら、おもち様がコメントされているように人によって意見が違うことで不安になってしまう気持ちもわかります。 そのため、その不安を解消するためには、おもち様の考えをしっかりと担当の先生に伝え、猫ちゃんにとって最適な方法が何か十分に検討していただくことが大事だと思います。 また、余談ですが、上記でその後の追加接種は1年毎と記載致しましたが、これも考え方が少しづつ変わってきており、副作用のリスクを考え、追加接種を3年毎にするというケースも出てきております。 こういったワクチンのスケジュールも通院されている病院や獣医師の方針によって様々ですので、不安な点がある場合はかかりつけの先生と十分にご相談いただくといいかと思います。 長文になってしまい申し訳ありません。ご参考になれば幸いです。
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