結石の手術について

2022/08/10 16:26

のぞぽぽ

富山県・30代・女性

年齢 10 才 7 ヶ月
性別 オス(去勢・避妊済み)
品種
種別 スコティッシュフォールドロングヘア
詳細
いつから
相談時の体重 4.2kg
相談種別 排泄・排泄物

スコティッシュフォールド8歳11ヶ月オスです。
8/5(金)朝おしっこが出ているのを確認しましたが、夜に何度もトイレに入っているがおしっこが出ていなくて、おかしいと思いすぐに病院に行きました。しかし、そのときはおしっこが溜まっておらず特に問題はないと言われ帰りました。
8/6(土)まだ何度もトイレに入っていましたが、おしっこは出ず、夜に病院に行くと、結石が詰まっていて膀胱に尿が溜まっている状態でカテーテルで出してもらい、今も入院しています。
今日、担当の先生にお話を聞いてきました。
腎臓は特に問題なく、今帰っても大丈夫だと言われましたが、8/8(月)に結石がカテーテルに詰まったそうで、帰ってもまたすぐに詰まる可能性があると言われました。
なので、膀胱を切って石を出す手術とペニスを切る手術をするかしないか考えてくださいと言われました。
0歳の時から肥大型心筋症なので手術をするべきかとても悩んでいます。
(朝夕:カルベジロール1/2錠、夕:フォルテコール1錠を服用)
血液検査などの検査をしましたが、心臓のことは特に問題はないと言われましたが、興奮したときに口呼吸をするため、他の猫よりはリスクがあると思うのでとても不安です。

膀胱を切って石を出す手術とペニスを切る手術はリスクが高い手術でしょうか。
また、麻酔のリスクについても教えていただけますでしょうか。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

柳 和良 RECOVER BLS & ALS Rescuer course 心肺蘇生実技講

  • マルクペットクリニック(神奈川県川崎市宮前区菅生)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:麻酔外科・外科全般
獣医師の柳と申します。 短期間でカテーテル挿入中も詰ま ってしまうような膀胱結石(砂粒症のほうでしょうか?)に加えて、尿道炎なんかも発生して尿道が狭くなってる場合には会陰尿道廔(ペニスを切除して尿道を広くする手術のことです。)はやはり選択肢に入れることにはなります・・・。 また、膀胱内にある結石の大きさによってはやはり手術は必要かなと思います。 (当然のことながら、手術をしたあとも、膀胱結石ができにくくなるように食事管理・飲水量を増やす等の対処は充分に行いつつは絶対です。) あくまでうちではですが、膀胱結石の摘出や会陰尿道廔の手術はリスクが高いという印象は持っておりません。 (ただ、どういった面でのリスクを心配なされているかによってはこれ以降の答えが正確な返答になっていないかもしれませんが・・・。) むしろ、尿閉を繰り返していくことで腎臓へのダメージを与えてしまうことのほうが寿命への影響を考えたときにリスクが高いかなと思っています。 手術の難易度的にもさほど高いものではないように思っています。 また、肥大型心筋症に関しての麻酔ですが、 以下4行は当院での見解としてですので、のぞぽぽ様のお子様が現段階ですべて合致するとは限りませんが。 現状飲み薬で安定している。 術前検査で心臓の状態(超音波所見)・高血圧等に大きな変化がない。 などあれば、当然術中注意すべき点や麻酔管理を行う上で、気を付けなくてはいけない部分は増えます。 ただ、麻酔中も状況によって心臓の超音波等を見て動きや機能を確認しつつ慎重に行えば、麻酔ができないとは考えないように思います。 もし、ご心配でしたら、改めて周術期(手術前から退院・抜糸までの間)どういう流れになるのか等も主治医の先生とよーくお話しされたらよろしいかと思います。
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