愛犬の突然死について

2022/06/07 12:22

翔馬

兵庫県・10代・男性

年齢 5 才 4 ヶ月
性別 メス
品種
種別 その他
詳細 シュナウザー&トイプードル
いつから 先週
相談時の体重 2.4kg
相談種別 その他

飼っていた愛犬が亡くなりました。犬種はトイプードルとシュナウザーのミックス犬で年齢は5歳です。亡くなる2日前に知り合いの家で友達のワンちゃんと遊ばせて体調も良くご飯もおやつも食べてました。(家の中で遊んでいたので熱中症や、肥料を飲み込んだりすることはなし)その日の夜に自分がおやつの干し芋(犬用)をあげた時も元気で変わった様子はありませんでした。次の日の夕方にドッグフードをあげ、うんちもしていました。しかし夜になって昨日の夜あげた干し芋を2回ぐらい吐き、そのあと10回ぐらい黄色の液状のようなものを10回ぐらい吐きました。元々吐くことがよくありお父さんのワンちゃんも吐き癖がありました。その後風呂に入れドライヤーで乾かすときも元気で走り回っていました。その後水をあげてもすぐに吐いてしまうので10時ぐらいから水をあげるのをやめ、夜中の2時まで母が様子を見ていました。どこに吐いてもいいようにゲージの中にシーツを敷いてゲージの中に居させました。朝の5時に母が起きて様子を見ると少量の黄色の液状を8回吐いていたようです。処理をする時にはネバっとしていたそうです。その後ゲージを開けドッグフードと水を出しました。ドッグフードはあまり食べず、水を少し飲んだそうです。水を飲んでから自分で一階で寝ていた妹の布団の上に自分で行ったり、妹のテントの中のおもちゃで遊んでいたりいつもと変わらない様子だったそうです。ちょっとするとまたゲージに戻り休んでいました。(7時半ぐらいにおしっこ一回)7時過ぎぐらいに自分が起きた時いつもだったら走ってこっちに来るのにゲージから動くこともなくちょっとしんどそうでした。8時前に学校に行くときも顔だけを起こして見送ってくれたので今思うとだいぶしんどかったんだろうなと思います。自分が家を出た後もぐったりとしてしんどそうだった(お座りの後ろ足がだらーんとお姉さん座りになっていた)ので急いで動物病院に行ったそうです。その日たまたま妹が休みだったので抱っこをしていたそうです。車の中で名前を呼ぶと頭を上げて反応もあり息苦しさとか呼吸が荒くなったりもなかったそうです。
動物病院に着いた時に名前を呼んでも反応がなく抱っこされている間に亡くなっていました。妹はいつ亡くなったのか分からなかったそうです。元々病気を持っているわけでもなく去年の9月に神経を痛めたぐらいしか病院にかかることがありませんでした。病院の先生は元々基礎疾患を持っていたかも?としか言われず原因が分からないとの事でした。お腹が膨れたり痛そうにしているわけでもなく胃捻転でもないと思います。僕は脱水症状を思ったのですが、朝水を出していたり、鼻が乾いたり目が窪んでいたりもなく見た目はいつもと変わらない様子で病院でも言われませんでした。原因だけでもわかってやりたいので考えられる病気など少しでも疑われる病気を教えてください。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

宮 直人 日本獣医救急集中治療学会 RECOVER CPR受講

  • 奥沢すばる動物病院(東京都世田谷区奥沢)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:呼吸器疾患 産科疾患 腫瘍疾患 救命救急
東京都で開業医をしております宮と申します。
まずは翔馬様のご愛犬ちゃんに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
非常に詳細に記載をいただいておりますが、経過のみでは分かり得ない情報も多いためあくまで仮定としていくつか突然死の要因を考えさせてもらいたいと思います。

①吐瀉物の誤嚥による窒息 
 →かなり重度の吐き気がご様子からは見てとれます。胃内にはあまり食渣などの残存はなかったかもしれませんが、胃液そのものが粘稠度が高くなることもあり、それが気管や気管支などに詰まってしまうと窒息を生じる恐れはあるかと思います。

②急性膵炎ならびに血栓症
 →かなり重度の吐き気の原因として、若齢であることや犬種などから急性膵炎という病気も考えられます。この病気は急に生じ、強い吐き気、お腹の痛み、強い炎症を特徴とします。また、強い炎症に伴い体を流れる血液にも影響を及ぼします。血管の中で血液の塊ができてしまいどこかの臓器で詰まってしまうことを血栓症と言いますが、急性膵炎の発症時にはこの血栓症などを生じるリスクが高くなってしまいます。血栓を生じた臓器が脳や心臓などであれば脳梗塞、心筋梗塞となり突然死を生じる可能性は十分に考えられるかと思います。

③感染性疾患
→こちらは質問者様の地域がどこかで変わる内容ではありますので地元の獣医さんからお話がなかったのであればおそらく可能性は低いかと思われます。
例えば、近年はSFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの比較的致命率の高い疾患(犬は29%くらいの致死率)がマダニ感染などを介して広がってきています。この疾患では発熱、元気・食欲低下、嘔吐、下痢などがよく認められる症状になります。突然死を生じ得るか否かは判断のつきづらいところにはなりますが、一応、鑑別として挙げさせていただきます。

ほかにも突然死という現象のみを捉えれば、脳疾患(脳出血、脳炎など)、心疾患(フィラリア症、先天性心疾患)などが考慮されますが、いずれも質問者様のご説明にある状況にからは合致しない部分が多く、鑑別からは除外しております。

最後に、突然のご愛犬の不幸に際し、ご家族の皆様の悲しみはとても深いものと察します。その中でせめて原因だけでもと思われる翔馬様の思いに触れ、今回、稚拙ながら回答をさせていただきました。あくまで自分の意見として思うことを述べたに過ぎないため、正否を決しているわけではないことは重ねてお伝えさせていただきます。