安楽死を選択しました

2023/12/30 20:25

北海道・0代・

年齢 21 才 7 ヶ月
性別 メス(去勢・避妊済み)
品種
種別 ミニチュアダックスフンド
詳細
いつから
相談時の体重 4.4kg
相談種別 腫瘍・膿疱

2021年10月18歳の時に口腔内メラノーマを発症しました。対処療法として、年齢面での心配もありましたが、13回全身麻酔下で、口腔内メラノーマが小豆位の大きさのうちに、切除して頂き、延命措置をとってきました。2023年8月、20歳、全身麻酔をかけた所、一般診察では見えなかった、上顎全面にメラノーマが広がっており、外科手術を諦め、緩和ケアに入りました。トラマドールで痛みをとっておりました。8月末には、癌の脳転移が疑われる発作も9回程起こる様になりました。コンセーブ・ダイアップ・CDBカゼインタブで脳発作を抑えながら、流動食を食べ、少しのお出かけを楽しみ、認知症も進みましたがコミニケーションはとれ、共に過ごして参りました。11月末から外から見てもわかるほど口の腫れも大きくなり、鼻にも転移し、鼻から膿が出てきました。抗生物質を飲み、自宅でネブライザーを使用し、鼻の炎症を緩和していた所、左目にも転移し、左目が閉じれないほど腫れ上がり、トラマドールを倍量飲ませてましたが、麻薬パッチ(フェンニタルパッチ)に切り替えましたが、既に麻薬が効かず、痛みから、寝れず吠える様になりました。麻薬パッチをやめて、ブトルフアールを自宅で注射しましたが(0.1→0.2)2時間ほどで効果が無くなり、痛みは緩和されませんでした。ホームドクター、大学病院の先生にも相談しましたが、今の医療でこれ以上痛みをとるとすれば、入院してモルヒネを注射して延命するしかないし、それでも100%痛みをとる事はできない、ただ生きているだけで、それが犬の幸せかはわからない。との事で、安楽死を勧められました。口腔内メラノーマになってから、この病気は、体が元気に動く分、かなり苦しい最期になるから、安楽死も視野に入れてと言われておりましたが、どうしても安楽死の決断が出来ませんでした。最後の日の前日、痛みをこれ以上とる方法はないと言う医師が、麻酔(手術が出来る量)を注射して一晩様子を見ましょうと言われたのですが、医師の予想も大きく外れる程、強い痛みだった様で、3時間で麻酔が切れ、痛みでもがき、吠えて苦しみました。そんな中でもりんごジュースを飲み、1人でおしっこに行っておりました。その苦しむ姿を見て、その晩に安楽死の決断をしました。これ以上、犬の苦しみに甘えて、犬の頑張りに甘えてはいけない。私の犬は、最大限(20歳263日)頑張ったのだから、最期私が、痛みから解放するのが、唯一出来る事だと思い、医師も同意し、安楽死をしました。それから11日経って、「犬の苦しむ姿を見たくないものね」と知人から言われた事もあり、犬の為だと決断した事が、私の為だったのか?私は犬を殺してしまったのか?と酷い罪悪感で苦しくなってきました。自己免疫性疾患を7歳の時に発症し、大学病院にも通院し、慢性膵炎、胆嚢炎も抱え、19歳で乳腺腫瘍除去手術、その後20歳で肛門腺癌も発症し、共に乗り越えてきたパートナーです。今更、もう犬が帰ってくる事もないのに、急に殺してしまったのかと苦しくなって参りました。私の決断は間違えてしまったのでしょうか?まだ何か出来る事があったのでしょうか?

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

小山 健

  • にまいる動物病院(兵庫県丹波篠山市呉服町)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:腎臓病、ホモトキシコロジー、漢方
あなたの決断は適切です。よくここまで頑張りましたね。 なく なった子の気持ちを確かめたいのなら、アニマルコミュニケーターに依頼してはいかがですか。
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