糖尿病で治療中

2023/09/25 10:16

岐阜県・0代・

年齢 5 才 8 ヶ月
(正確な年齢は不明)
性別 オス(去勢・避妊済み)
品種
種別 ミックス(雑種)
詳細
いつから 約2ヶ月前
相談時の体重 6.8kg
相談種別 排泄・排泄物

保護猫です。保護して4年が経ちました。保護時に大体1歳くらいだらうと言われたので、現在5歳になる雑種の猫です。保護した時、既に6キロ近くあった去勢済みの大柄の猫なので、野良にしてはふっくらしていたためこれ以上太らないようにと医師から言われていましたが、保護後の食事の量は守っていたのに関わらずすくすく体重が増え、一時期は8キロ手前までになりました。定期検診も受け糖尿であったり尿路の疾患に気を配り、数値も問題なかったのですが、2年ほど前よりお腹の毛が少しずつハゲ始めおしっこの量も増え始めました。
あらゆる病院で診てもらいましたが、皮膚に疾患もなく血液等の検査も異常がないため経過観察となりました。定期検査も含めて薄毛は診察してもらっていましたが、舐めてハゲている可能性が強いのでと言われてストレスのない生活にしてください、と言われて終わっていました。
ところが約一年前より背中の毛も左右対称で薄くなり始めお腹の毛も胸まではげあがり、被毛がだんだんパサつきかなり皮膚の薄さも目立つようになったのでより詳しく検査をしてもらったところ、280の血糖値が通常より高めではあるけれど病院にくると猫はストレスで血糖が高く出るので、あまり問題は見受けられないが尿蛋白4+尿糖5+中性脂肪1000オーバーとなっていたので糖尿病が怪しいと言われいろいろな検査をしましたが、確定的に糖尿病が疑われるといった数値が出なかったので、予防的にインスリンを打って多尿と多飲を改善していくことになったのですが、2ヶ月経ったいまでも多飲多尿は変わらず、低かった血糖値がなぜか上がり始めインスリンを打って5時間後の検査でも300の後半を出しています。
インスリンの量を決めるのが難しいと言われ少量ずつの投与で経過を見ているのですが、なかなか結論に辿り着かないため、治療方針がこれでいいのか悩んでいます。医師にも問いかけていますが、低血糖が怖いのでゆっくり合わせていくしか..と言われ、それを受け入れて診察していただいています。
糖尿の治療に入る前に甲状腺や先端肥大症の検査もしましたがいずれも問題ありませんでした。
なぜうちの子は糖尿や腎機能の数値に異常はなかったのに関わらず、被毛がハゲ多飲多尿が治らないのでしょう。御指南のほどよろしくお願いします。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

浅川 雅清

  • ペット家族動物病院成城店(東京都世田谷区成城)
こんにちは。 様々検査をされていて、頑張って治療に臨んでお られますね。 さて、今回は糖尿病の治療において、インスリンを増量しても血糖値が増回傾向で、また多飲多尿や左右対称の脱毛といったホルモンの病気が疑われる症状が残っている、ということでよろしいでしょうか? また、皮膚検査、各種ホルモン検査を行って異常なし、ということですね。 被毛に関しては現状考えられることは、仰る通りストレス(心因性の脱毛)もあり得ると思いますが、アレルギー性の皮膚炎(アトピー)か、もしくは猫では珍しいクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)が挙げられると思います。 そのうち、クッシング症候群の方は多飲多尿、インスリン抵抗性を伴いますので、より可能性が高くなると思うのですが、いかがでしょうか? アレルギーに関しては、現状猫では有用な検査が無い為、試験的な治療になりますが、ステロイド剤が使えない為、シクロスポリンのような免疫抑制剤での治療になると思われます。 また、クッシング症候群も診断が難しいですが、まずは副腎の超音波検査から始めてみてはいかがでしょうか? ご参考になれば幸いです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 皆様からの応援メッセージ、お待ちしております! https://ofuse.me/ceb1bc10 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
無料登録して獣医師の回答を見る