セカンドオピニオンの必要性について

2023/09/08 09:20

埼玉県・0代・

年齢 16 才 11 ヶ月
性別 メス
品種
種別 スコティッシュフォールド
詳細
いつから
相談時の体重 4.7kg
相談種別 その他

①症状
チロブロック1.25mg(1/2*2=1錠/日)投与開始からCreが上昇し続けています
BUN
38.9 (8) 2023/8
39.1 (6) 2023/6
32.0 (5) 2023/5
24.5 (4) 2023/4
28.9 (3) 2023/3
26.2 (2) 2023/2
32.3 (1) 2023/1

Cre
1.89 2023/8
1.37 2023/6
1.16 2023/5
1.09 2023/4 <<----
0.97 2023/3
0.53 2023/2
1.04 2023/1

リン
6.1 2023/8
4.3 2023/6
5.2 2023/1

T4
3.93 2023/8
3.46 2023/6
4.64 2023/5
3.93 2023/4
8.96 2023/1

SDMA
8 2023/1
6 2023/6

体重
2023/1/18 5.25
2023/4 以降 4.7

②具体的な症状
多飲多尿
③頻度
2023/6 頃から毎日多飲多尿
④思い当たる点
甲状腺亢進症治療のため、2023/3からチロブロック1.25mg(1/2*2=1錠/日)継続投与
⑤教えてほしいこと
リンの数値が高かったため、2023/8/18 にレンジアレンを処方されました。他の指導は特にありませんでした。
レンジアレンを飲まない為、後日当病院へ対応を電話確認したところ療法食を案内されたため、8/20から療法食を開始しています。
多飲多尿の症状を伝え尿検査を6/5と8/1に実施していましたが、尿が薄いという診断を8/18の血液検査時に受けました。
また、食が細いため、7歳までの成猫用フードを与えていていましたがその点について問題ないかをたびたび確認していましたが問題ないとの回答でした
このまま指示通り、チロブロックの継続を続けていたら慢性腎不全が進行してしまわないか不安が尽きません。
慢性腎臓病がまだ初期のうちに主治医を変更またはセカンドオピニオンを検討するべきでしょうか。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

小山 健

  • にまいる動物病院(兵庫県丹波篠山市呉服町)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:腎臓病、ホモトキシコロジー、漢方
おはようございます。 はじめまして。 チロブロックを飲ま せたせいで、慢性腎臓病が進行するわけではないことを最初に申し上げておきます。 甲状腺ホルモンが過剰になっている状態では、血圧が高くなった結果、腎臓の血流が過剰になり血液中の老廃物が力づくで濾過されていきます。このため、もともと腎臓の機能が低下していても気づかれないことが多いのです。チロブロックを飲むことで甲状腺ホルモンレベルが下がり腎臓の血流が正常に近づいたために腎機能の低下が顕在化したのです。 T4の値が薬を飲ませている割には高いようですが、チロブロックを与え始めて体重の安定化や体調の改善はみられていますか。 食が細いとのことですが、体調の改善が今一つであるなら内分泌の専門医のセカンドオピニオンを取るのも良いかと思います。 https://www.adr-matsuki-ah.com/ 腎臓の方はデータから見る限りそれほど重度には見えません。病気の進行を抑える目的でラプロスやセミントラの投与を開始してもいいかもしれません。この辺は主治医と相談なさってはいかがでしょうか。 参考になれば幸いです。
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