広がる下肢麻痺・足の冷え・意識混濁。考えられる病院と診療科の

2023/09/01 11:34

もも

神奈川県・20代・女性

年齢 8 才 8 ヶ月
(正確な年齢は不明)
性別 性別不明(去勢・避妊済み)
品種
種別 ミックス(雑種)
詳細
いつから 半月〜1ヶ月ほど前
相談時の体重 3.0kg
相談種別 その他

【猫について】
5-10歳の保護猫
半年ほど前に保護
元地域猫のため時期は不明だが「避妊/去勢済み」

【症状と経過】
⚫︎1ヶ月弱前
・後ろ脚の麻痺に気づく
・体重が大幅に減少していた3.5kg→3.0kg

※医師が伸ばした脚を自分で戻すことができない、温かさはあるが力が入らないないため、麻痺と判断

(血液、レントゲン、エコー検査は異常なし)

⚫︎2週間ほど前
・ステロイド、抗菌薬、食欲増進剤の服用
・食欲は戻ったが後ろ脚の麻痺は徐々に悪化する
・時折、脈拍?(背中の上下)が急激に早まる
・呼びかけに反応しない、食事中に目を閉じ固まるなどの意識混濁あり

⚫︎ここ数日
・再び食欲が落ちる
・麻痺が前脚にも広がり歩行困難に
・排尿が間に合わないのか、トイレ付近で失禁?していること多々あり
・足の冷え、下半身の冷えを確認

※麻痺に加え、血も上手く通っていないのでは。あるいは低体温によるものか。


【診察と治療方針】
血液、エコー、レントゲンは検査済みです

腎臓系異常なし
糖尿病の所見なし
甲状腺機能亢進症もなし
骨や関節に異常なし


【相談】
考えられる病気(診療科)はなんでしょうか?

また、再度通院したいのですが、MRIなどの設備のないこれまでの病院のままで良いでしょうか?

よろしくお願いいたします。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

吉川文貴 第1種放射線主任者

  • ぶんペットクリニック(愛知県岡崎市上和田町森崎)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:腫瘍科
こんにちは。 愛知県岡崎市ぶんペットクリニックの吉川と申し ます。 麻痺となると、 ①神経疾患 ②感染性疾患 ③血管の病気 このあたりが可能性として考えられると思います。 猫ちゃんの神経疾患で多いのは、脳炎や、神経の腫瘍です。 脳炎の場合は、感染症が関わることが多いので、FIP(猫コロナ)や細菌感染などが可能性として挙げられます。 また、血流障害の場合は、血管炎や、血栓症の可能性もありますが、血栓症に、心臓病が関わることもあります。 MRIを撮影している獣医師であれば、この辺りの鑑別もしっかりされていると思いますので、神経科にかかられるのがいいのではないかと思います。 ご参考になりましたら、幸いです。
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