脳腫瘍からくるてんかん発作

2023/07/15 21:45

ぷひちゃん

東京都・40代・女性

年齢 9 才 9 ヶ月
性別 メス(去勢・避妊済み)
品種
種別 ボストンテリア
詳細
いつから 4月
相談時の体重 10kg
相談種別 腫瘍・膿疱

3月に1週間群発発作が続き、かかりつけ医から紹介病院でコンセーブ、イーケプラで2ヶ月コントロールができてました。
その間MRIを実施し、脳腫瘍の可能性からくる発作だろうということで腫瘍とは戦わず
てんかん発作をコントロールする選択をしています。

5月に2日で4回、コンセーブイーケプラ増量。
6月末に2日で2回、この時点でコンセーブ血中濃度50近くイーケプラ375mg両方MAX服用中でした。
それでも発作がおこったためフェノバールの追加になりました。まずは発作を起こさないことが重要。

3つ目のフェノバール。これを飲み始めてその日の夜から、ふらつき、ボーッと固まる、足腰が弱り力が入らず歩行もままならない状態が続いています。
体が慣れるまでと思いつつ10日でも変わりません。
切替時とはいえ、足腰がフラフラくねくねで別の怪我や炎症が心配で、辛そうです。
フェノバールはコンセーブの分解する力があるためコンセーブはこれからは期待できなくなる。
イーケプラも耐性できてしまう。
今のままの量で二つをMAX、更にフェノバールで
いいのか。。。足腰復活するのか?

少なくとも楽しい嬉しいや普通に歩けるくらいは奪いたくない思いです。
フェノバールの量を減らしたら追加した意味がないのでしょうか?

このままの量でそのうち身体が慣れて、フェノバール30mgプラスしてもQOLは維持できるでしょうか?

発作を止めるためには必要な追加であることは
承知しているものの
なんだか薬漬けにして犬の喜びまで奪ってしまってるのではないかと飼い主も苦しい日々です。
肝臓も心配です。

獣医師からの回答

國谷貴司

  • かば動物クリニック(静岡県浜松市東区上新屋町)
はじめまして。かば動物クリニックの國谷です。 これまでの経 過、プロフィール含め、脳腫瘍の存在が強く疑われるケースだと思います。 コンセーブやイーケプラの服用量をはじめ、フェノバルビタールの服薬による両剤へのネガティブな作用、いずれも真っ当な見解だと思います。 足腰のフラフラ(QOLの低下)については、増量したフェノバルビタールの影響と、てんかんの原因となっている元々の脳の病気の影響との両方が関与していると判断して差し支えないと思います。 残念ながらこの先の発作をゼロにしても、生存期間が大幅に延長することは期待できません。ある程度の発作は許容しつつ、ぷひちゃんさんから見て愛犬が彼女らしい生活を送ること(QOLの維持)が出来る匙加減を見つけてあげることが大切だと思います。 決して遠くはないお迎えまでの期間に ・とにかく発作をゼロに抑えること ・肝臓をはじめとする副作用を極力避けること ・楽しい、嬉しいといったアクティビティを維持すること など、何を優先するのか?ぷひちゃんさんと主治医の先生との間で、今一度、意思疎通・再確認することをおすすめいたします。
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ベスト
アンサー

小山 健

  • にまいる動物病院(兵庫県丹波篠山市呉服町)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:腎臓病、ホモトキシコロジー、漢方
従来の方法だけでなく、漢方や鍼灸を試してみてはいかがでしょう か。薬を減らすことができるかもしれません。 東京にお住まいでしたら、アコホリスティックベットケアを訪ねてみられるといいです。 https://www.akoholistic.jp/index.html ご参考になれば幸いです。
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