口内を痛がり柔らかいものしか食べれなくなりました

2023/07/09 12:00

千葉県・0代・

年齢 12 才 6 ヶ月
性別 オス(去勢・避妊済み)
品種
種別 日本猫
詳細
いつから 3週間前から
相談時の体重 4kg
相談種別 歯・口腔内

①口内を痛がりペースト状のものしか食べれなくなった、歯石もあり、前から歯茎も赤くなっていた②,③あくびもしようとすると痛がりうまく出来ない、何も食べてもないときに急に一時的痛がり騒ぐことが一日に1,2回ある、水は痛がらず飲める、その為最近はペースト状も水で薄めてあげている、それも痛がって食べないこともある、痛くなるのがトラウマになり、食べる場所や食べ物の匂い、食器などで嫌がるようになってきた④1ヶ月前はカリカリを食べてるときに奥歯に挟まったような仕草をしていた、歯周病が進んでしまっているのかと思う⑤かかりつけの病院で動画で見てもらい(連れて行くのはかなりのストレスなので)、流動食を与えるようにと診断された、抜歯をしなくては完治は難しいということで、年齢と飼い主以外の人慣れしていないことから、手術と入院は体と気力が持たないのではとの診断だった、薬も一時的なこととのことで処方はなかった、その病院での先生の診断で半分納得しましたが、その後食べるものも狭まってきて、日々痩せてきてしまい、痛がってているのが可哀想過ぎて、抜歯や他の治療法や痛みを和らげること、食事の方法など他に最善を尽くせることを教えて頂きたいです。

獣医師からの回答

津田 卓二

  • 日野どうぶつ病院(岐阜県岐阜市日野南)
こんにちは 猫の尾側口内炎と思われます。 原則、この疾患 はプラークが大量に口腔内にあることが第一の問題ですので、最低限臼歯全て、または、すべての歯を抜くことが治療の第一歩です。残根させないようにきっちり抜歯する必要があります。それでも、15%ぐらいの患者は完治しないことがあり、獣医師泣かせの病気です。内科治療はあくまで外科後の対処治療です。特に、脱水を起こしている場合、NSAIDsを投与しますと急性腎不全になったり、長期持続するデポメトロールというステロイドの注射により糖尿病になることもありますので、安易な内科治療にだよ習いほうが良いです。 この年齢ですと、歯周病や吸収病巣といった他の疾患を併発していることが多いです。それらの病気の続発症的に起こる症例があると個人的に捉えておりまして、諦めないで、まずきっちり歯科のできる病院を探して、手術を受けられるのをお勧めします。 あまりに痩せがひどい場合は、食道チューブを取り付け、術後の栄養補給や投薬を確実に行うことも、早期の回復には重要です。 参考になれば幸いです。 お大事にして下さい。
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ベスト
アンサー

小山 健

  • にまいる動物病院(兵庫県丹波篠山市呉服町)
  • 得意動物: 犬 猫  得意分野:腎臓病、ホモトキシコロジー、漢方
はじめまして。 お辛いですね。 猫さんを楽にしてあげるに は抜歯することが最も有効と思われます。 うかがった状況では通院や投薬は困難ではないかと思います。 投薬可能なら経口鎮静薬を来院2時間前にのませた上で、術前検査をして抜歯の可否を確認して、できるなら抜歯を考えた方が良いと思います。 それ以外なら鍼灸治療は痛みの治療に即効性を示す場合があります。 あとは非ステロイド系鎮痛剤で痛みが緩和する場合があります。
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