緊急時の対処や気の持ち方について

2021/12/29 10:35

ベスト
アンサー

竹下恭平 獣医腫瘍科認定医Ⅱ種

  • 多摩中央どうぶつ病院
  • 得意動物: 犬 猫   得意分野:腫瘍/画像診断/救急医療/臨床病理
愛猫を亡くされたことお悔やみ申し上げます。 心臓疾患(循環 器疾患)に続発した血栓塞栓症で命を落としてしまったと思われますが、多くの救急疾患は突然症状が現れ、症状が認められた時にはすでに病態が重度に進行してしまっていることがしばしばあります。 緊急時の対応は専門的知識や経験が必要となるため、ご自宅での準備として最適な方法は「危機的状況にならないようにすること」と「危機的状況に陥る可能性を知ること」だと考えます。具体的には、健康に過ごしているときにも1年に1回以上動物病院で検診(身体検査、飼育相談をはじめ、必要に応じて各種検査)を受けること、そして、違和感を感じたら可能な限り早期に動物病院を受診することです。病気の早期発見ができれば、予想される病態や急変するリスクについての情報提供が可能となりますので、緊急時の心掛けがより具体的になります。かかりつけ動物病院が休診の際に受診可能な動物病院や夜間救急対応病院を事前に探しておくことも大切です。 緊急時に冷静な判断をするために、まずは信頼できる専門家にご相談いただくことをお勧めします。

shiromi

専門家目線でのお言葉を頂けた事で頭の整理がついたように思います。ご回答ありがとうございました。

2022/01/11 07:39