竹下恭平 獣医腫瘍科認定医Ⅱ種
- 多摩中央どうぶつ病院
- 得意動物: 犬 猫 得意分野:腫瘍/画像診断/救急医療/臨床病理
結膜炎の原因はさまざまであり、感染症かどうか、結膜以外に問題
はないのかなどの検査・診断を行ってから適切な点眼薬を使用します。
ベルベゾロン点眼薬はステロイド剤と抗生剤の合剤ではありますが、抗生剤の成分が無効な感染症の場合には悪化させてしまう可能性がありますし、角膜に傷がある場合などにはステロイド剤の使用に十分な注意が必要です。
タリビットやクラビット点眼は細菌感染症の場合に使用するお薬ですので、黄〜緑色の目脂が出るなどの症状を伴う場合に使用が検討されます。
副作用の心配が少なく日常的に使用できる点眼剤もありますので動物病院でご相談いただくのが良いと思います。猫ちゃんをお連れするのが難しい場合には写真や動画を複数ご持参いただけますと状況の把握に有用です。
2021/11/06 15:10
ご回答下さりありがとうございます。とても参考になります。
前回の通院では診察のみで特に検査はありませんでした。
目薬が運良く効いて本当に良かったです。
目をしょぼしょぼや、痒そうにこすることは両目ともたまにありますが、眼脂はほぼ無いのでタリビットやクラビットは不適切かもしれません。
また、結膜が腫れてもないのにステロイドも不要な気がします。
ちなみに、副作用の少ない日常的に使用できる目薬とはどんなものでしょうか?
今現在症状は無いのですが、前回も数時間で急に悪化したので、夜間や休診