脳腫瘍ではないかと言われ、食事をとらなくなり13日経ちました

2022/08/31 20:06

ベスト
アンサー

野尻亮輔

  • 港南グラン動物病院
  • 得意動物: 犬 猫   得意分野:循環器・腫瘍
初めまして。神奈川県にあります港南グラン動物病院の野尻と申します。よろしくお願いいたします。

脳の疾患が疑われる状況ですが、MRI検査をしない限りは診断が難しい状況かと思われます。

しかしながら、MRI検査が現実的ではないとすると、少しでも本人の負担を軽減するためにできる限りの治療を実施していくしか方法はないかと思います。

ご飯を食べてくれない点に対する対策としては、現在食欲増進剤やステロイド剤を使用していても効果が低いとなるとやはり給餌処置をしていただくしか方法はないかもしれません。

誤嚥のリスクが心配ということであれば、経鼻カテーテルによる給餌処置を検討していただくのも一つかと思います。
これは鼻よりカテーテルを挿入し、先端を胃の入り口近くまで進め鼻に固定し、そこに流動食を流して給餌処置をするというものです。

食道カテーテルや胃カテーテルは麻酔処置が必要になりますが、経鼻カテーテルは無麻酔で処置することが可能です。

ストレスがかかる、見た目がかわいそうという点でハードルが高い処置ではありますが、消化器系に異常がなければ栄養を摂取することができますし、タール便に対する治療薬の投薬もしやすくなると思います。

一度設置したら2度と外せないというものでもありません。そのため、現在落ちてしまっている体力を回復させるための治療の一つとしてご検討いただければと思います。

タール便が出ていたということもあり、本人の体力が限界に近づいてきているかもしれませんが、少しでもたら様の猫ちゃんのお力になれれば幸いです。

たら

港南グラン動物病院 野尻さま
お世話になっております。
このたびはご回答をありがとうございました。心がなぐさめられる思いでした。
このサービスを初めて使うので、返信という形で追加で質問をしてよいかもわからないのですが、ダメもとでお尋ねさせていただきます。
経鼻カテーテルという手段があるとのことですが、いままでお世話になっていたところではその話は一度も出なかったのですが、お願いすればしてもらえるものなのでしょうか?
脳腫瘍かどうかの確定判断はできませんが、これから少しでも食べさせて体力を取り戻して

2022/09/01 23:29

たら

(すみません続きです)
少しでも食べさせて体力を取り戻していけば、少し安定した状態になるでしょうか。
経鼻カテーテルを通っているところではしてもらえない場合、皮下捕液だけでも続けたほうがよいでしょうか。いまは、体力を考えて点滴通院をやめている状態です。先週の土曜日が最後の点滴です。長くないのであれば、自然の力にはあらがわず、なるべく穏やかにと思っています。
しかし、そもそも脳腫瘍(だったとして)、こんなに急に状態が悪くなるものなのでしょうか。お返事いただけましたら幸いです。

2022/09/01 23:36

経鼻カテーテルを実施しているかどうかは直接かかりつけの病院に確認をしていただくのが確実かと思います。

難しい処置ではありませんが、獣医師によって好みがあり推奨されない先生も中にいるかと思います。

もし処置を実施していただけない場合は、皮下点滴だけでも実施したほうが猫ちゃんにとっては楽になるかと思います。
食事もできずお水も飲むことができず、脱水症状になることを回避することで本人にとっての苦痛を軽減することができるかと思います。

病気の進行速度についてですが、腫瘍性疾患は悪性のものは急激

2022/09/02 09:08

病気の進行速度についてですが、腫瘍性疾患は悪性のものは急激に進行します。
わかりやすいものでは、皮膚にできる悪性腫瘍で1~2週間で1cm以上大きくなることがあります。
それがもし脳に発生し、頭蓋骨に囲まれている場所で1cm占拠されるだけでも障害の程度はかなり大きくなることが予想されます。

また、猫ちゃんの場合は、飼い主様が気づくような症状が出るときにはかなり病気が進行していることもよくあります。

今回の疾病が、急激に進行したものなのか、症状が出ていなかっただけでひそかに悪さをしていたのか、

2022/09/02 09:09

わかりませんが、少なくとも今できることは本人の負担を軽減させ、少しでも苦しむことがないように治療してあげることかと思います。

猫ちゃんの状態を直接拝見しているわけではないので、どれぐらいの頻度で点滴治療を実施したほうがいいかはかかりつけの先生とご相談いただき、本人に負担がかからない範囲での治療を行っていただくといいかと思います。

2022/09/02 09:09

たら

港南グラン動物病院 野尻さま
お忙しいところお返事をありがとうございました。さきほどかかりつけの医師と相談して経鼻カテーテルをつけてもらいました。帰宅後、10ccのクリティカルリキッドを入れました。いろいろ考えて、野尻先生から助言をいただいたことは特に言わなかったのですが、すんなりとつけてもらうことになりました。猫が予想以上に頑張っている様子だったということもあるかもしれませんが、経鼻カテーテルのことを知らなかったらそういう話の流れにはならなかったし、私も判断できなかったと思います。本当にありがとうござ

2022/09/02 11:35

たら

(続きです)病に負けるのはしかたないと思います。でも、餓えて死なれたらつらいと思っていました。幸いカテーテルを嫌がる感じはなく(体力がなくなっているということもあるとおもいますが)、おかげさまでそれは回避できそうです。
お忙しいなか本当にありがとうございました。感謝申し上げます。

2022/09/02 11:38

経鼻カテーテルの処置をしていただけたようでよかったです。
もちろん、つけてもらうことで解決ではなくここからも治療は続いていきますが、栄養を付けて少しでも元気になってくれることを願います。

2022/09/02 12:28

たら

港南グラン動物病院 野尻さま
体力が落ちているので病院を変えるのも難しい状況でした。
おかげさまでかかりつけ医さんのところで、「餓え」については事態を打開できる処置ができました。
本当にありがとうございました。

2022/09/02 13:51