猫の膝蓋骨脱臼について

2022/08/07 00:00

チロのママ

東京都・0代・女性

年齢 0 才 7 ヶ月
性別 オス
品種
種別
詳細 マンチカン
いつから 2日前
相談時の体重 2kg
相談種別 骨・関節

かかりつけの獣医さんに猫の健康診断してもらいましたら
後ろ左足膝触ると嫌がり、びっこひいてるから
関節炎が見られると診断され、膝蓋骨脱臼と言われ、なるべく早く手術をしたほうがよいといわれました。次の日、セカンドオピニオンの獣医さんに猫を見てもらい、びっこひいてる→歩行異常
膝を触って診断→膝が外れてるわけじゃない、右にずれている→レントゲンとってもらい→
関節炎異常見られず→成長過程様子観察になりました。グレートⅡと診断され、今は手術しなくてもよいといわれました。アンチノールというサプリを飲んでいます
今後、手術は必要になりますでしょうか?
できれば、手術しないで治したいです。

獣医師からの回答

ベスト
アンサー

窪田豊

  • エルムペットクリニック(神奈川県川崎市川崎区大島)
はじめまして、獣医師の窪田と申します、よろしくお願いします。

まだ若いネコちゃんの跛行は確かに心配な症状です。ネコちゃんの膝蓋骨脱臼についてですが、ネコちゃんの解剖学的な特徴ゆえ獣医師によって意見が微妙に分かれるのに納得してしまいます。

というのも、ネコちゃんの膝蓋骨はもともと緩みが大きく、触診によって大きく動くからです。具体的には大腿骨滑車稜まで動くと言われています、膝蓋骨が明らかに大腿骨滑車稜を乗り越えるようなら脱臼とはんだんできると思いますが、それは触診をしたドクターにしかわかりません。また、体位や本人の緊張具合でも触診の結果が変わってくると思われますので、正確に触診をする場合は沈静や麻酔が必要なのではないかと思います。さらに、マンチカンとなると他の猫種と比較して手足が短いという特徴まで加わります。もしかすると猫種特有の事情も加わってくるかもしれません。

膝蓋骨脱臼であった場合、お薬やサプリメントで痛みを緩和し関節炎の進行を抑制することはできますが、骨が理想的な構造に変化することはほとんどありません。外科的治療でなければ構造の修復は不可能でしょう。手術の判断についてですが、脱臼によって痛みが頻繁に生じる場合は手術を検討した方がいいかもしれません。

ネコちゃんの膝蓋骨脱臼についてはワンちゃんほど一般的な疾患とは言えないので、整形外科を専門に診察なさっている先生を頼るのが賢明と考えます。

お大事になさって下さい。